『コンドル』の機械割は一体どれが正解なんだよ!? 最終秘奥義〇〇〇で決定してやりました【ゴトロニの人生4コマスベリ】
■最終秘奥義・シミュレーションで決定してやりました
皆さん、うおおおおおおおおお(挨拶)!! ゴトロニです。
前回のコラムで競馬のことをちょっと書いたら、その後編集長から安田記念はどうするんですか? 的な話を振られましてね。意外にも競馬廃人…もとい競馬ファンだということを知りました。まぁ、パチンコ・パチスロをやる人は他のギャンブルもやっているんですけども、そんな話は聞いたことがなかったので完全に意表を突かれた格好です。
なお、このコラムが更新されてすぐの日曜日6/25に今年前半の総決算である宝塚記念が行われますが、私は素直にイクイノックスを軸に三連複で買う予定。当たるといいなぁ。
さて、今回は『クランキーコンドル』ネタへちょっと戻ります。まだやるのかと言われるかもしれませんが、まだやります。
※『クランキーコンドル』過去記事
・パチスロ「技術介入要素の始祖鳥」に挑んだ当時の話️【ゴトロニの人生4コマスベリ】
・パチスロ回想…行き着く先は「0か1か」のハイパーデジタル制御マシン!!️【ゴトロニの人生4コマスベリ】
というのも、以前のコンドルの記事を書くにあたってネットで情報を補完しておりまして、ヒット数もそれなりにあってやはり人気だなぁということを実感していたのですが、「2コマ目押しができれば設定不問で食える!!」なんて感じの情報が出まくる一方で、激しく疑問にぶち当たったのですよ。設定1の機械割にね。
いずれも当然のように100%以上とはなってはいましたが、下は102.5%、上は105.5%まで3%も開きがあったのです。1%なら分かるけど、3%は大きすぎない?どれが本当なんだよ、と。
それはちょっと見過ごせねぇなということで、コンドルの設定1の機械割を今ここで、私がジャッジしてやろうという次第です。謎の上から目線の物言いですが…皆さんも気になるっしょ?モヤっとしたままじゃ死んでも死にきれないよね?
では、早速解剖していきましょう。
スペックは文字どおりのお手本のようなAタイプなので、出玉はビッグ、レギュラー、通常時の小役が握る部分の3パートしかありません。非常にシンプルですね。
数値がズレてしまう理由というのは主に2つで、根拠となる数値が違うか算出条件が異なるか、という感じ。
ボーナス察知は青テンで万全、小役奪取も難しくはなく、ボーナスを揃えるのも1枚掛けで簡単。ビッグ中の消化に必要とされる技量と比較すると、ロスはないと考えてOKでしょう。
また、ボーナス察知後は次ゲーム1枚掛けで即揃えという条件にしました。過去に計算してきた経験上、この辺の誤差は大差ないので。1枚掛け時の抽選確率がどうしても分からなかったというのもありますがね(ボソリ)。
で、ネットでは約415枚派か約412枚派に分かれるビッグの平均獲得枚数は、計算すると残り8ゲームまでハズして平均415.08枚の獲得という感じ。そして、レギュラーは125.28枚です。このJACゲーム中のJAC当選確率も正確には分からなかったので、ここは自分の記憶を 頼りにしています。それでもまぁ、1枚2枚のズレではさほど違いは出ません。
というわけで、宝塚記念のイクイノックス並みにズレ界の本命である通常時の小役にメスを入れます。いわゆるコイン持ちとか、ベースとかいうやつですね。
まず、これは1ゲームでも変わってくると機械割がかなり変化するのが特徴。算出の際に根拠とした千円あたりのゲーム数が違っていると当然大きくブレることになるため、慎重に行きたいところです。
しかし、時の流れというのは残酷なもので、このコイン持ちの数値は検索しても出てこないんですよ。
え? 家に当時の攻略誌くらいあるだろって?
もう20年以上も前ですからね。引っ越しを機に家のどこかに潜り込んでしまって…過去の調べモノでスッと資料が出てくるアニ氏やドラゴン広石さんは本当に凄いと思います。普段からの意識の高さが違いますね、マジで。
話を戻しまして、このコイン持ち。各小役の抽選確率は判明しているのですが、小役カウンタと呼ばれるものによる2種類の小役抽選状態にてベースを管理しているのが厄介。基準と なる数値よりも多く払い出されると小役低確率状態に、払い出しが少なくなれば小役高確率状態に切り替わるという寸法で、当時のボーナスタイプマシンにはほぼ採用されていた代物です。2つの抽選確率が存在してしまうために、抽選確率そのものではなくトータルの出現率の方が重要になるんですな。
幸いにして、コンドルの設定1では39/100が分岐点になるとは分かっています。
う~ん…これをそのまま利用していいんだっけ?どうだったかなぁ…う~ん…むにゃむにゃ。
という流れで計算1日目は寝落ちで終了しました。
翌朝。いくら昔の台でもコイン持ちが検索で引っかからないのはインターネットの敗北だろってことでシャカリキに調べまくったら、ようやく出てきました。千円で31.5ゲームだそうです。
そんなに回らなかったっけ?でも、そんなに回らないなら、小役カウンタ管理の39/100という数値を当てはめられそう。
ってことで、リプレイ分も考慮して叩き出した数値が104.24%。如何にもそれっぽい数値で合っているのでは…これを元にコラムを書くのは明日に回そうと、計算2日目は余裕を持って終了。
満足感たっぷりな華に癒されて、翌日文章を書くという大仕事への英気を養っておきました。別に現実逃避したんじゃないからね。
はい、計算3日目。3日目とあるのは、寝ていて思い出したんですよ。数字の師匠が「小役カウンタ搭載機は小役カウンタの数値がベースになるけど、それが正解とは限らない」と言っていたことに。
例えば、スイカのように15枚といった大きな払い出しのある役があると一気に小役低確率状態の深い方に持っていかれて、そこで上手いことビッグを引くとベースが上がってしまうケースも考慮しないといけないとか、そういうことです。
他にも小役抽選状態がすぐに切り替われる払い出し枚数や確率も工夫次第で用意できるという話も聞いたなぁ。つまり、39/100というのはあくまでも設計値に過ぎないということです。
だもんで、
マクロを組みました。早い話がシミュレートしましたよっと。
全部やると大事なので、通常時の抽選部分だけに限定しましたが、それでも久しぶりの作業で2日もかかってしまいましたとさ。
合計4日。何やっているんだろうね…コンドルなんて突き詰めてもこんな時代に何の役にも立たんのに。
ただ、その苦労の分はありました。納得の数値が出てくれましたので、早速発表しましょう。
『コンドル』の設定1
●ビッグ…1/277.7、純増415.08枚
●レギュラー…1/481.9、純増110.28枚
●コイン持ち…32.07G/千円
●機械割…104.84%
機械割に関しては各パラメーターをそのままぶっこむと105.5%くらいの数値が出てきて、ネット上でよく見かけるやつになるんですけど、ボーナス中のIN枚数を考慮していないのでNGですね。
気になるベース分岐は39.5/100と設計値よりも若干高い数値が出ています。それが先の計算で出たものより0.6%上がった要因です。
とはいえ、39に対しての39.5なので、ベース管理は優秀。その程度の差なら左チェリーを狙っていれば十分であって、ボーナス察知の意味合いが重要だったという感じでしょうか。
ちなみに、モグモグの設定1も気になりますよね?こっちも触れておきます。
『モグモグ』の設定1
●ビッグ…1/287.4、純増415.08枚
●レギュラー…1/468.1、純増110.28枚
●コイン持ち…33.10G/千円
●機械割…105.00%
人気はありませんでしたけども、機械割は上回っております。ビッグ確率は下がっていても、レギュラー確率とコイン持ちが有利な分だけ、機械割は上回りましたよっと。
いやぁ、すごく大変でしたけど、推しのモグモグの方が甘いということが分かったので、私はいつ死んでも悔いはありません。
それでは、6号機時代に全く無駄な検証ネタを振りまいたところで、また次回お会いしましょう。
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