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パチンコ「引き戻し=6000発」がループする爆裂CR機が撤去…激アツの時短を最後にもう一度!!

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 数多くの爆裂機が登場し、ホールを盛り上げていたパチンコCR機時代。あまりに高い出玉性能が問題視され、出玉を抑制することを目的とした「確変リミット機能」が設けられました。

 これを機に出玉の波が穏やかなマシンが中心となっていったのですが、時代の流れとともに徐々に状況は変化していき…この「確変リミット機能」は、いつしか遊技性に幅を持たせるためのアクセントとして用いられるようになっていったのです。

 それに伴って、本機能は大量出玉を生み出す起爆剤としての役割も果たすようになります。私の大好きな役物機でいえば『CR餃子の王将3 メガ盛7000』がいい例でしょう。

 本機は役物とデジタル抽選を突破し、大当りすれば約7000発もの出玉を一度に手にする事が可能。この大当りは確変率100%となっており、大当りが63回で打ち切りとなるリミッターが設けられています。これによって「大当り→63連チャン→約7000発」という図式が成り立っているわけです。

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 このように強力な出玉を作り出すトリガーとして扱われることも多くなっていた「確変リミット機能」。これを上手く取り入れた機種として紹介したいのは『CR及川奈央のフルーツスキャンダル』。この台は色々な意味で私の心を魅了しました。

 本機に搭載されていた「ナンバーリンクシステム」は、揃った数字と連チャン数がリンクするという画期的な機能。数字は「1~7図柄」まで存在し、「1揃い」なら単発。「2揃い」で2連チャン。「7揃い」は歓喜の「7連チャン」が約束されるという驚くべき仕様だったのです。

 大当り出玉は約1300個なので、7揃いした時点で「約1300発×7回」の「一撃約9100発」を獲得できる夢のようなスペック。更に100回転の時短が付与されるケースもあり、ここで1/318.8の大当りを引き戻すことができれば、再び「7連チャン」に期待できるという爆裂機でした。

 まさに心躍るようなスペックですが、それを実現させているのも「確変リミット機能」に他なりません。本機は大当り時に必ず確変状態となり、「7回リミット」に到達するまでそれが続く仕様です。

 ただ、本機にはヘソ大当り時の88%が2R「潜伏確変」となってしまうという残念な特徴も存在。つまり、リミットとなる7回までにどれだけ早く残り12%の15Rを引けるかが勝負の分かれ道となります。

 初当り時に15Rを引ければ、「7回リミット」を丸々「出玉あり」で消化できるので「7揃い」となります。潜伏確変中に「2/7回目」で15Rを引いた場合は6連チャンとなる「6揃い」。「3/7回目」は「5揃い」と、どのタイミングで12%の15Rを引けたかによって連チャン数が変動する。これが「ナンバーリンクシステム」の正体となります。

「確変リミット機能」が用いられている機種は数多く登場しましたが、時代の流れとともに衰退の一途を辿っているといった印象。それこそCR機が完全に撤去されてしまえば、魅力的なリミット機を打てる機会は激減してしまうでしょう。

 中でも驚異の「6000発ループ」を実現させ、計り知れない破壊力でホールを盛り上げた「アノ機種」が打てなくなるのは残念で仕方ありません。

 私が名残惜しいと感じる撤去間近の確変リミット機。それは『CRターミネーター2』でございます。

 本機は大当り確率1/319.6のミドルタイプ。ヘソ大当り時の確変突入率は「わずか10%」しかなく、基本的には時短100回での引き戻しが連チャンへのメイン経路です。

 初めて本機のスペックを見た際「確変率10%のミドルなんて打つ価値ないだろう」といった印象を受けたのですが…よくよく確認してみると、私の大好物である爆裂リミット機であることが判明。その仕様に目を輝かせました。

 本機は「確変3回リミット」の変則スペック。ヘソ大当り時に確変(10%)だった場合と時短中に引き戻した際は確変率100%となり、大当り3回が約束されます。大当りの振り分けはヘソ・電チュー全て「16R・約2000発」つまり、確変を射止めれば「一撃約6000発」を獲得できるということです。

 リミット到達後は時短100回が付与されるので、引き戻しのチャンス。この時短が本機で最高に熱くなれる部分といっても過言ではありません。なぜならば、ここで大当りを射止めることができれば、再び「約6000発」を獲得できるからです。

 時短突破タイプの機種は数多く存在しますが、その中でも本機のゲーム性はトップクラスといっても大袈裟ではないでしょう。「時短引き戻し=6000発」というシンプルかつ強烈な武器は、一部ファンから絶大な支持を得るに至ったのでした。

 私は過去に「時短引き戻し3連チャン=約2万発」を達成したことがありますが、あの時の感動は今でも鮮明に覚えております。そんな魅力に満ちた本機が、間もなく打てなくなるのは残念で仕方ありません。

 現在も設置しているホールは残されていますので、皆さんも本機を見かけた際は最後に一勝負してみてはいかがでしょうか。

(文=堀川茂吉)

<著者プロフィール>
 オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。

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