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パチンコ5万発オーバー達成「ハイブリッドミドル」も話題…ヒットメーカー売上高は前年比16.4%増

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「ハイブリッドミドル」と称した、初当り確率軽めの高継続率スペック。早くもホールで5万発、一撃10万発オーバーという出玉を吐き出すなど稼働絶好調の『Pとある科学の超電磁砲』を1月24日にリリースした藤商事はこのほど、2022年3月期の第3四半期決算を公表した。

 これによると、売上高は前年同期比16.4%増の166億5,600万円、営業損失は25億2,400万円、経常損失は24億3,500万円、純損失は30億3,500万円。前年同期の売上高は143億1,200万円、営業損失は25億6,600万円、経常損失は24億7,200万円、純損失は24億7,700万円だった。

 当期間中における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動が徐々に緩和されるも、新たな変異株の感染拡大による内外経済の影響や、電子部品の供給面の制約に伴う原材料価格の動向などに十分留意が必要な状況。

 遊技機業界については1月末の旧規則機撤去期限に向けた新規則機への入替が最終段階を迎える中、パチンコ遊技機では昨年末にかけて新台入替が活発化した。一方、パチスロ遊技機は依然として稼働低迷、有力タイトルの供給不足などもあり、低調に推移した。

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 このような状況下、安定した業績の確保と中長期的な成長の実現に向けて、徹底した市場ニーズの調査と客目線の追求による稼働力向上を最重要課題とした同社は、パチンコ遊技機として10年以上のロングランとなる人気シリーズ最新作『P地獄少女 華』、冒頭で述べた新規大型タイトルのシリーズ第2弾『Pとある科学の超電磁砲』を市場投入。その結果、販売台数は前年同期比25.8%増の4万6,000台、売上高は同9.4%増の156億5,200円となった。

 パチスロ遊技機は最大1,000枚の獲得が見込める「超貞子ボーナス」がウリの『パチスロリング 運命の秒刻』を市場投入し、販売台数は3,100台、売上高は10億300万円となった。

 次期については、『Pとある科学の超電磁砲』を継続販売するほか、オリジナルタイトル『Pどないやねん』を発売。通期業績計画では、パチンコ遊技機は9万台、パチスロは5,000台の販売を予定しており、通期の売上高は346億円、営業利益は20億円、経常利益は20億円、純利益は14億円を見越している。

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