パチンコ「期待出玉7000発」オーバーの高速超ループRUSH! 重要なのは腹筋ギミック!?
これは豊丸産業の役物機におけるひとつの到達点かもしれない。『P yes!高須クリニック~超整形BLACK~』である。
まずは『CR餃子の王将』からスタートした異業種コラボの斬新さ。ある程度名の知れている会社という観点でみれば、現時点で「高須クリニック」より面白く、良い意味でふざけた企業タイアップはないのではないだろうか。
パロディを含めたお笑いセンスと濃度の高い演出の数々は「デジパチ」として単体で切り出せるほどのクオリティ。映像クリエイターの藤井亮やEテレ尖り映像系、カップヌードル「辛麺ダンス篇」に代表されるカップヌードルネタ系CMなどに通底する指向を感じさせる。
そして、基本的なゲーム性を踏襲しながらブラッシュアップされた役物機構。入賞率に大きな差を設けた2つのルートが存在するが、さらに入賞すれば一挙に2回転のデジタル変動を獲得できるスペシャルな機能も搭載されている。
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また、それぞれのパートにおいてもダイナミックな可動をするギミックによってよりリッチでゲーム性が高まった印象を打ち手に与える。特にデジタル回転に直結する「SixPackステージ」は見るからに面白い動きとなっている。
高須院長を模したギミックの腹部が前後に激しく作動し、玉を前方にあるスタート直結の穴へと誘導するのだが、このピンボール的な動きは役物好きにはたまらない。これだけを1日見ていられるほどである。
ただ、せっかくこれほど役物として魅力的な動きを実装していても、なかなか穴に収まらない状況に苛立ちを感じることも少なくない。また本ギミックはネカセの影響が大きく、ホールのさじ加減で成功率がガラリと変わるような印象を受けた。
『Pうまい棒』などもそうなのだが、出玉は少なくていいから羽根物として役物の魅力を存分に味わえる兄弟機を出して欲しいところである。「甘デジ」とはそういうコンセプトで登場し、人気を博したのであるから、権利物・一発台的な機種でもある程度のニーズが見込めそうなものなのだがどうなのか。
このように役物確率は非常に辛いと思われるが、大当りした際の見返りは最上級。継続率が93.1%で大当りの21.5%が約1100発出玉となる「TAKA須RUSH」は、突入時の平均出玉が7000発オーバーの圧倒的出玉性能を誇る。
しかも3回転の時短と1個の残保留で展開されるスピード感あふれる流行りの「高速決着」タイプで、怒涛のように押し寄せる連チャンと出玉の嵐に最高の時間を味わえるのである。
一回の大当り7000発&たまに連チャンといったような機種とは異なり、出玉がループするタイプの本機。ヒキ次第でどこまでも出玉を伸ばせるので、一撃5万発もありえる。ただ調整次第で安定した結果を得られる役物機ではないので、台の扱いなども鑑み、運勝負の要素が強く打ち出されるマシンと言えそうである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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