パチンコ「演出スキップ機能!?」がついた激アツ…「大当り確率1/39で継続率約90%」噂の新台を実戦！

　3月も終わるという頃、関東に雪が降る朝。
新台入替のホールには約20人のユーザーが集ったが抽選番号は「4」。

　ほぼ完ぺきな番号を引き、いざ入店！
ほとんどの人達は追加導入された『パチスロアラジンAクラシック』へ向かっているのか、パチンココーナーへ向かう人はほとんど見受けられない。

　むしろ好都合。狙いの機種は1台しか導入されていないのだ。一目散にバラエティーコーナーへ向かい、めでたくお目当ての『Pどないやねん』（藤商事）を確保する。

　さて、そんな「Pどないやねん」のスペックは以下の通りとなる。
■大当り確率：1/39.9→1/39.9
■モード継続率：約90％
■電サポ回数：20回or65535回まで
■賞球数：1＆4＆5＆8
■大当り出玉：約320発（4R/10C）
〇〇〇

　RUSH突入率は10%と低いが、大当り確率は約1/39という事もあるのでチャンスはそれなりに訪れるだろう。突入してしまえば、引き戻しも含む継続率は約90%という爆発力を堪能できる。

■本機最大の注目ポイント「演出スキップ機能」!?

　そして本機の最も注目すべき点は「どないやねんポケット」の存在である。
本機右側に存在する「どないやねんポケット」に入賞すると「ハズレ演出をスキップ」することができるのだ。

　変動開始後に右打ちをし「どないやねんポケット」に入賞させると、その変動が「ハズレ」だった場合は即座に変動が終了。もし「当り」だった場合はパトランプが光り大当りまで演出が継続する。

　かつて演出をスキップする機能が付いたパチンコもあったが数十年前の話。その時代にパチンコを打つ事が出来なかった自分としては非常に斬新な機能である。

　が、演出をスキップするためには2つのステップがある。

　一つは右打ちをする事、もう一つは玉を「どないやねんポケット」に入賞させなければいけないこと。この「どないやねんポケット」は右打ちをすれば確実に入賞するわけではなく、もちろん入賞口からこぼれ無駄玉になってしまうこともあるので注意だ。

　さて今更ではあるが、本機の名前は「Pどないやねん」という事で大阪をイメージした作品である。変動中には吉本新喜劇のテーマや阪神タイガースの応援歌などが流れ、盤面には某有名スーパーをもじった看板や、キャラクターが着ているTシャツはビリケンさんと思われる絵柄だったりしている。

　スーパーリーチの演出も「ソースを二度つけさせるな！」とか「値切りを成功させろ」等、大阪を意識した演出が多い。

　そんなコテコテの大阪色の強い本機ではあるが、ストーリーリーチに発展すれば全て期待度50%オーバー！ さらにスーパーリーチは30秒以内で完結とさっぱりしているのもうれしいポイントだ。

　しかし、この完結の速さ故に「どないやねんポケット」を使用したスキップ機能が生かされていない事も事実。とても面白い機能なだけにここが少し残念な所だが、一瞬で変動が終わる瞬間は見物。閉店時間が迫っている時でもいいので是非1度は体感してもらいたい。

■実戦！継続率90%の力を体感！

　それでは実戦といこう。
始めてみると19回転、2回転、11回転とサクサク当る。が、やはり10%の壁は高く全て電サポ無し通常当りが続く。まぁ、まだ3回だし、仕方ないでしょう。と思っていると50回転で当りと少しハマってしまう。

　しかもこれまた通常当りだ。
この後は27回転、16回転、31回転、3回転、34回転とサクサク当る。が、大当り回数が10回を超えても残念ながら通常当りしか引けない。当りは引けども、RUSHに入らないというのは厳しい。

「RUSHに入るっていうのは重要なんだなー」と少し心が折れかけたが、もちろん続行だ。

「こうなったらRUSH突入まで打ち続けてやる！」と気を入れなおした13回目の大当り。プチュン！という音と共に画面が暗転しなんと全回転！これが突入率10%の博覧会RUSHに突入…さすがは全回転。ありがとう全回転!!

　ここからは継続率約90%の博覧会RUSHに突入だ。
　引き戻し無しの継続率だけでも83.5%もありこれだけでも平均約5連ほどはする計算である。

　するとアッという間の2回転で7揃い。RUSHも継続。「さすがの高継続」と思っていたら、お次は少しハマって83回転でまさかの6揃い…。20回転の時短「返り咲きモード」へと突入する。

　しかし、さすがは大当り確率1/39。なんと5回転で見事引き戻し再び7揃いで博覧会RUSHへ見事”返り咲き”を果たす。

　その後も通常大当りを引いては返り咲きを繰り返し気が付けば11連。約3000発を獲得しRUSHは終了した。

　20回転回しているので、せっかくだからもう1回くらい当りを引こうと続行。しかし、これが裏目で本日最高ハマりの60回転大当りとなる。残念なことに、これは通常大当りとなったため、ここで終了した。

　2時間ほどの実戦ではあったが、やはり「10%をうまく引けるか？」…この一点だけに全てが掛かっているという印象だ。

「残高カードに1000円だけ余ってしまった」等というときに、ワンチャンスを求めて打つというのもアリではないだろうか。いずれにせよ「大当り確率1/39」「RUSH継続率90%」「演出スキップ機能」この3つは是非体感してもらいたい。

―実戦結果―
■投資　5500円
■回収　12000円相当
■結果　＋6500円相当

(文＝ロマニスタ鈴木）
<著者プロフィール>
好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。

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