「物価高騰・急速な円安」でパチンコ店の業況がさらに悪化… その影響は“プロ軍団”にも?
止まらない円安・物価高
原材料価格やエネルギー価格の高騰に加えて、急速に進んだ円安などにより、10月からはペットボトル飲料やビール、調味料、乳製品やお菓子など、6,500品目を超える商品が値上げした。
一部報道によると、これらの値上げで2人以上の世帯では、年間にして平均6万8,000円もの負担が増えるそうだ。我々庶民にとっては大きな痛手と言えるが、同時に考えてしまうのが、値上げによるパチンコへの影響。人気ライターで番組制作会社の社長も務めるヒロシ・ヤング氏のYouTube「ヤングちゃん、寝る?」内の企画動画「パチ裏ワイドショー」では、そんな疑問についてヤング氏が詳しく解説している。
パチンコホール営業は「15年前の正月営業と同じ状態」まで悪化?
これによると、ヤング氏はこれらの値上げによる影響は「もちろん、あるんです」と断言。その後、「パチンコが一番すごいのは、値上がりしたとは言わない」とし、スタッフが首を傾げる中、「遊技料金が値上がりしている」と続けた。
早い話が、パチスロは「設定を低くする」、パチンコは「回転数を少なくする」というのがホールにとっての値上げ。一般の商品と違って遊技料金値上げの情報は公表されることなく、打ち手は自分自身で気付く以外、「知る由もない」と説明した。
これにスタッフが納得すると、ヤング氏は「値上げを公表しないのがパチンコ業界の特異なところ」とコメント。曰く、パチンコ業界の値上げは今回の値上げラッシュ以前から「こっそり続いている」そうで、その結果、以前に当サイト※でも報じた通り、現在のパチンコホール営業は「15年前の正月営業と同じ状態」まで悪化しているという。
※【1台で費用「総額100万円超」は本当? スマートパチスロ誕生後の市場変化とは】
そもそも、パチンコ営業に「定価」は存在せず、「店によって変動する」とはヤング氏。加えて、「今日は大幅値下げ!」などとの宣伝は「射幸心を煽る」ことになるため、広告規制に違反する危険性が非常に高くなるわけだ。
プロ軍団が激減していく可能性も
よって、値上げや値下げを「言う義務もなければ言っちゃいけないのがパチンコ」だそうだが、昨今は半導体などの高騰で機械代が跳ね上がっており、ホールが客に還元できる機会は激減。数少ない特定日では常連や地元客に楽しんでもらいたいと考えるホールが多いことから、今後、さらに「プロ軍団を排除する動きが活性化する」とヤング氏は予想した。
一方で、ヤング氏は今のパチンコを「金があるやつしか遊べない。貴族の遊び」と表現。各メーカーに対して「みなさんの値上げに我々は汲々としてます」とし、「なんとか構造改革をして、庶民の遊びに戻してください」と訴えた。
(文=編集部.)
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