【スマパチ登場前の衝撃？】150回転で遊タイム甘デジ降臨！ 超大物コラボも話題に!!―ヒットメーカー2022年の軌跡―

スマパチ登場前の衝撃？激アマ仕様で話題に…

　現在パチスロ分野では次世代遊技機「スマートパチスロ（スマスロ）」が絶賛稼働中。早くも万枚突破報告やコンプリート機能発動といった情報が浮上するなど、抜群の存在感を放っている状況だ。

　来年の春には「スマートパチンコ（スマパチ）」も登場予定。スマパチは「MY95,000発」のコンプリート機能が搭載されており、大当り確率は1/350まで下げることが可能になった。これによって、遊技機に多様性が生まれると期待されている。

　次世代遊技機の登場は、パチンコ分野にも“新たな刺激”を与えるのだろうか。動向が気になるところだが…。

　2022年にデビューを果たした「新解釈基準に対応したマシン」も、新たな刺激を与えた存在と言えるだろう。

　警察庁保安課は3月にパチンコ・パチスロにおける「技術上の規格解釈基準」を改正。これにより、パチンコは「b時短（遊タイム）」の発動回転数が従来の「確率分母2.5倍～3倍」から「同1.5倍～3倍」に緩和された。

　その要素を組み込んだパチンコ第1弾が登場。9月にデビューした名物メーカー豊丸産業の『P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイム』は、「1.5倍弱のハマリ」で遊タイムに到達する激アマ仕様として話題を集めた。

『P華牌RRwith清水あいり 150de遊タイム』

■大当り確率（特図1）：1/99.9
■大当り確率（特図2）：1/14.4
■南国翔タイム突入率：約50％
■南国翔タイム継続率：約81％
■遊タイム：大当たり間150回消化で時短320回
■電サポ回数：5回or18回or320回
■賞球：1＆3＆4＆6
〇〇〇

　同社が誇る『華牌』シリーズと『ローズテイル』シリーズのコラボ第2弾となる本機。大当り確率1/99.9の甘デジタイプで、「150回転消化で遊タイムが発動」→「大当り期待度99.9％のPREMIUM南国翔TIME突入」という点が大きな特徴だ。

　トータルRUSH突入率は約50％。その継続率は約81％を誇る。右打ち中は50％が10R・600発と納得の出玉にも期待できる仕様。実際に「2～3万発」レベルの報告も浮上していた。「これは激甘スペック」といった声もあがるなど、上々の反響を得ていた印象だ。

　新解釈基準に対応したパチンコを発表し話題を集めた豊丸産業だが、上半期には「超大物」との夢コラボを実現し注目を集めた。

『P yes！高須クリニック～超整形BLACK～』

■大当り確率：1/36.9
■TAKA須RUSH突入率：100％
■TAKA須RUSH継続率：93.1％
■賞球：1＆3＆4＆15
○○○

「企業コラボ」を確立させた豊丸産業は、高須クリニック院長の高須克弥氏とのタイアップを実現。役物突破でデジタル抽選が行われるゲーム性となる本機は、2月にホールへ降臨した。

　多彩な役物を突破し入賞すればデジタルが変動を開始。初当り時は1110発（初回）の出玉を獲得できるうえで、100％「TAKA須RUSH」へ突入する安心設計となっている。出玉のカギを握るRUSHの継続率は93.1％と強力。平均出玉は7230発オーバーという一撃性も備わった仕様だ。高速消化によって爽快感あふれる遊技を楽しめる点も好評を得た。

　導入後は万発レベルの報告が続出。「10万発オーバー」といったデータも確認されるなど、超出玉情報を生み出していた機種たちと同等のパフォーマンスを披露し存在感を示したと言えるだろう。

　激熱のコラボという意味では、大物演歌歌手とタイアップした『Pコマコマ倶楽部with坂本冬美199ver.』及び『PAコマコマ倶楽部with坂本冬美99ver.』も忘れてはならない。

　両スペック共に游タイム搭載のSTタイプで、どちらも大当り後は100％STへ突入する安心設計。BGMも必見のポイントで「また君に恋してる」「夜桜お七」「祝い酒」といった坂本冬美の代表曲に加え、録り下ろしの新曲「祭ノトモシビ」を聴くこともできる点も好評を得た。

　大手パチンコホールチェーンのダイナムが展開するプライベートブランド遊技機「ごらくシリーズ」の完全オリジナル機もデビュー。『P満開まつりGO』はライトミドルながら、大当りとC時短2つの当選に期待できるため甘デジ感覚で遊ぶことが可能だ。

　規定回数100回となるSTの継続率は約65％～約70％。電サポを含めた右打ち中の大当りはALL10Rと、遊びやすさ抜群＆まとまった出玉にも期待できる仕様を称賛する声もあがった。過度なのめり込みを防ぐための機能として「遊技データ表示機能」を搭載している点も話題になった要素だ。