有名パチンコホールも続々と閉店… 好きだったパチンコ機も「突然」打てなくなるのでいまのうちに打っておけ

閉店の波は老舗ホールや有名店にまで及ぶ

　過去最低を記録したパチンコの遊技人口減少ですが、それに同調するようにホールの閉店が増えていっています。街を車で移動する際などは、「ここも潰れた」「あそこも潰れた」と道沿いの廃墟やかつてあった場所が更地になっているといった事象が頻繁に発生していたものです。

　この閉店の波はついに老舗ホールや有名店にまで及び、パチンコ必勝ガイド関係者ご用達として有名な「TOYO104」、かつての東陽会館まで11月末で閉店するとのことです。じつは私も一瞬高田馬場に生息していたので、何度も〝東陽”に行ったことがあるので多少の思い入れがあります。

　同じような、いや、それ以上に特別な感情を揺さぶられた閉店情報も最近目にしました。「あかね初台店」です。この店は渋谷区、オペラシティの近くにある店舗で、当時の私はあまり認識していませんでしたが、昔は有名店として盛況だったとか。

　もちろん、チャリンコ圏内に住んでいた私も数え切れないほど足を運んだのですが、この「あかね初台」の上に店舗を構えていたレンタルビデオ屋のほうが頻度は高かったかもしれません。私好みの作品が超充実していたのです。中野坂上の地下フロア丸ごとみたいなところとこのあかね初台（上）は2大聖地ですね。

パチンコ機も「いつか突然なくなる」かもしれないもの

　あー、『ジューシーハニー』が打ちたい。

　突然の欲求に頭がおかしくなったのかと思われた方もいるかもしれませんが、パチンコ機もホールと同様に「いつか突然なくなる」かもしれないものです。打てるときに打っておかねばなりません。それがお世話になったものへの恩返しなのです。

『ジューシーハニー』は初代にたいそうお世話になりましたが、シリーズを追うごとに情熱が薄れていき、『3』でほとんど興味を失ってしまったので、その印象が希薄な『3』を、普通のやつ（大当り確率約1/249）と『てんこ盛り連写RUSH』（ミドルタイプ）、両方堪能しようと打ってきました。

　まずは『ジューシーハニー3』。スペックはまんまほぼ初代。あの力強いRUSHをP機で味わえるのかと嬉しさもひとしお。大当り確率の分母くらいの回転数で当りを引くも57.8％のRUSHには入らず。時短での引き戻しに期待です。

　ところで、私はRUSHを打っている際に流れが悪いと感じると、打ち出しを止めて1回保留を空にし、少し空白の時間を入れてから再度打ち出すようなルーティーンを取り入れており、今回もその作法に則って打ち出しを停止して保留を消化していたところ、なんと残っていたヘソ保留で大当りしてしまいました。

　いわゆる「ヘソ落ち」です。このルーティーンを何度も取り入れて打っていましたが、いままでヘソ落ちを経験したことがなかったので、止めて5秒で即落ちみたいになったのがかなりショックです。STの規定回数でも当たらんのに数個残っているヘソ保留で当るのかと、どこか都市伝説的に思っていたのですが、本当に起こるんですね。

　そういえば初代でも時短引き戻しを得意にしていたのをこの瞬間に思い出しましたが後の祭りです。当然のように確変を引くことができず、せっかく右で当てたのに時短かいと鬼ヘコみ。ヘソ落ち救済があったらしく、時短回数が230回くらい付与されたのは良かったですが、十年後にまさかの再会で立場が逆転みたいな出来事に遭遇したという動揺は隠しきれません。

　当然、その時短はあっけなく消化したのですが、そうなると遊タイムまであと半分くらいとやめるにやめられない状態で、仕方がなく続行すると遊タイム目前で通常大当りの胸くそ展開。しかし、奇跡的に今度はちゃんと電チュー抽選で引き戻しに成功し、7500発くらいの出玉を獲得できたのでした。

　ただ、『てんこ盛り連写RUSH』がストレートで640ハマリとなり、『3』の稼ぎすべて奪われ終了。これで涙の完全引退となるかもしれませんが、連写RUSHは体験してみたいので電撃復帰で即解禁もあるかもしれません。