【パチンコ名機】ゴト被害にあうも…長きに亘り愛された「羽根モノ」

好評のパチンコ&パチスロの「名機」特集。今回は、「ゴト被害」にあいながらも長きに亘り愛された名作を振り返った「電撃しらっち」氏のコラムを改めて紹介したい。
■外せない初代『ファインプレー』
今回のレトロパチンコはオリジナルコンテンツやアナログ機にも力を入れているマルホンの『CRAファインプレーSP』(2014年)をピックアップしました。
皆さんはマルホンといえば何の台を思い浮かべるでしょうか? 私ら古い人間であればやはり1993年の『ソルジャー』でしょうか。激しい連チャンで大人気だった権利物ですが後継機種もリリースされています。
次はちょいマニアックかもしれませんが1999年の『サンダースケルトン』。これが確率1/83の出玉約700個。約1/2で時短に突入するのですが思えば現在の甘デジのようですね。メジャーではありませんでしたが、コアな人気を誇っていました。
そして何といっても外せないのが1994年の初代『ファインプレー』。後継機種も何度もリリースされておりますので、羽根モノながら「マルホンの代表機種」といえると思いますが…。
実はこの初代ファインプレー、羽根モノ好きの私もリアルタイムで打ったことはないのです。なぜならこの頃はパチスロ4号機の創成期。爆裂AT機やストック機の台頭はもう少し先ですが、あのニューパルサーを筆頭にAタイプが猛烈に楽しかった時代だったのです。
それだけに、羽根モノそっちのけでパチスロ三昧でした。ただし、ファインプレーに関する話題は何かと知り合い等からちょくちょく聞かされてはいたのです。
そう、「ドツキの効果が絶大である」と。
■「ゴト発覚」の台は即撤去の傾向ですが…
ファインプレーには役物内に磁石の内蔵された回転体があるのですが、上手くバチコーンとやれば高確率でV入賞するというものです。まぁ磁石ゴトといえば、パチンコ誕生当初より存在する典型的なアナログゴトですからね。

荒稼ぎしている話も聞きましたが、勿論それに手を染めることはありませんでした。今回プレーしたのは2014年にリリースされた後継機種『CRAファインプレー』ですが、初代はゴト被害にあいながらも末永く設置され続けたのだとか。
普通はゴトの発覚した台なんぞ、すぐに撤去されてしまう運命ですが…ファインプレーは『社会的不適合機』として『みなし機』全撤去となった2006年まで残っていた店もチラホラあったそうですから本当にスゴいことですよね。
羽根モノながら10年以上にわたり設置されるって中々ないことですよ。如何にファンに愛されていたかが伺えますね。生粋のパチプロであった故・田山幸憲さんも好んでいた台だと聞きますので、さぞかし良き羽根モノだったのでしょう。
現存する初代ファインプレーにお目にかかることは難しいかもしれませんが、もし機会があれば遊んでみたいものです。
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