【甘デジ実戦】ハマるほど〝幸運“に⁉ 特殊な「どハマリパチンコ」で一撃大量出玉ゲット!!

• 目次
• 「『ハマるほど』期待できるパチンコを実戦!?」
• 「確かに「ハマった」ほうが嬉しい。しかし…」
• 「遊タイム（時短1万回転）に入るのはどんな状況？」

　今回は、全国最大のパチンコチェーン店「ダイナム」グループで導入されている、オリジナルプライベートブランド機（PB機）を実際に打ってまとめました。

　機種名は『PA満開昔ばなし 天まで届け100ver. GO』（製造：豊丸産業）です。これは2024年3月に発表されたPB機ですが、そのキーワードは「ハマればハマるほど期待できる！」というちょっと特殊なゲーム性なのです。

　先日こちらのパチmax！でも機種紹介の記事がUPされていましたが、意外と近所のグループ店舗へ同機が導入されていました。実際に打って、「本当にハマったら楽しめるのか？」という点を体感しました。

　同社は積極的にPB機開発をしていますが、ここ数年ではオリジナル機を発表しています。PB機とはいえ、その大半は見た目で一般機と変わらない共同開発仕様（OEM機）なのです。

『PAコマコマ倶楽部 with 坂本冬美』や『PA SUPER電役ナナシ―SPECIAL』などがOEM機に該当。大当りのラウンドの振り分けや、大当り確率などで差別化を図っています。

　OEM機は1台辺りの価格が一般機よりも安くなっていて、約450店舗近い同グループにとって十分なメリットがあると言えるでしょう。

「ハマるほど」期待できるパチンコ!?

　今回の『PA満開昔ばなし 天まで届け100ver. GO』は、オリジナルPB機ですのでOEM機よりも1台あたりの価格はさらに安くなっていると思います。これは同社にとっても大きなメリットであり、メーカー主導ではなくパチンコ店（法人）主導で商品開発を行なっているのです。

　同機には「オフィシャルガイドブック（機種説明用の冊子）」が店舗に用意されていました。それによると、サブタイトルとして「どハマリパチンコ」と示されています。

　同機は大当り確率が6段階設定（1/66.6～1/59.9）の甘デジタイプですが、遊タイムは低確率時100回で発動（RUSH突入）となります。この情報だけですと、単純に100回ハマればとてもおいしいですよね？ しかし、現実は甘くはないわけで…それは後ほど紹介します。

　同機は「昔ばなし」というタイトルの通りに桃太郎、浦島太郎、うさぎとかめ、鶴の恩返しの４つの昔ばなしで構成されています。それぞれの昔ばなしで、25回転ごとに「起承転結」で昔ばなしが展開していきます。

　ハマって100回転に達すれば、遊タイム「花咲カーニバルラッシュ」に移行。ここは時短状態ですが1万回転まで可能ですので、実質的に大当りが得られます。消化後に同ラッシュに入りますが、今度はST70回転です。ST中の確率は約30分の１となり、86.8％（設定1）～89.5％（設定6）と高継続、電チュー大当りでの9ラウンド比率は約10パーセントです。

　そんな能書きや説明はいいので、実際に打ってみました。上記の通り、本当にハマってしまったら得をするのでしょうか？

　筆者が実際に同機を打ったのは、延べ日数で５日ほどです。正確なデータまでは述べられませんが、体感的なモノで報告します。

確かに「ハマった」ほうが嬉しいが…

　結論として、確かにハマったほうが嬉しいことには変わりはありません。しかし、そこに行きつくまでは簡単ではありませんでした。

　上記でも物語の展開で「起承転結」がありましたが、25回転を基準にするとそこで１、２回の割合で当ってほしくない「再起ボーナス」に当選することが多かったです。

　同ボーナスに当選すると3ラウンド大当りで、その大当りのほとんどが時短もなくまた100回を目指すために振り出しに戻ってしまうのです。これが同機のキーポイントなのです。

　もちろん通常時では、当然「7絵柄」の直撃で大当りすることが望ましいでしょう。でも、その可能性はごく僅かです。同機の通常時は、基本的に100回ハマるのか、ノーマルの再起ボーナスで当るのか、好機絵柄の「セブンチャンス」で揃うかのいずれかに限られます。

　その「セブンチャンス」ですが、ここも分かれ目です。ごく僅かですが7絵柄直撃と同じく大当りになる場合もありますが、大半は「シナリオPOINT」のｃ時短でチャージした回転数を進めてくれます。これは100回転を目指す中では、1回出現するかしないかぐらいの感覚でした。

　通常100回ハマってほしいのに、そのゲーム性から中々ハマることができずに通常で当たってしまい、元に戻されてしまいます。

　もうすぐ100回の遊タイムの突入だったのに、同ボーナスでまた100回の振り出しに戻されてしまうこともありました。たとえ再起ボーナスになっても、数パーセントの割合で復活大当りすることもありましたが、あまり期待はできなかった印象。復活大当りは、同ボーナス全体で1回のみでした。

遊タイム（時短1万回転）に入るのはどんな状況？

　では、100回転ハマって同ボーナスも回避して、そのまま遊タイム（時短1万回転）に入るのはどんな状況だったのでしょうか？

　体感的には、再起ボーナスを平均３、4回引いてから遊タイムに入る（100回ハマる）感覚でした。同機で勝つには、途中の3ラウンド大当りに耐えられる精神力が必要なのです。

　そして、遊タイムや大当り後のSTである「花咲カーニバルラッシュ」についてです。前記した通りにST中は大当り確率が2倍に跳ね上がります。継続率も9割近いわけで、意外と簡単に10連チャン以上は達成できました。

　もちろん数回でSTを終えたこともありましたが、初当り一撃でも約６千発近くも出すことができたのです。

　ちょっと角度を変えると「突破型」っぽいゲーム性にも似ている感じを受けましたが、通常時はハマったほうがいいわけです。

　しかし、100回転ハマリを阻止して振り出しに戻す再起ボーナスの連続に耐えきれなければ、同機を打ち続けられないと思います。

　筆者が打っていたパチンコ店のデータを見ると、明らかに再起ボーナスの大当り１回がずっと続いていて、途中で10から20連チャンする感じです。

　PB機だからできるゲーム性ですので、ダイナムグループがお近くにあれば一度打ってみることをおすすめします。今度は以前も筆者が紹介したPB機を比較してみて、個人的にどんな機種が遊びやすいのかを検証してみます。

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