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「コインがまだ残っていますが…」感動的なひと言が表示【濱マモルののほほんコラムVol.235~スマスロの問題点~】

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濱マモルののほほんコラムVol.235~スマスロの問題点~

 いつかのコラムで書いたと思うが、大事なことなので何度でも書くと、老化が著しい。

 2月で48歳の年男。毛根は脆弱化するし、アルコールの分解にも時間がかかるし、段差でつまずくどころか、なにもないところで転んだりもする。

 昨年の12月、当サイトで連載中のdostbox・JOJIくんとYU-KIくんの座談会企画でHawaiian6のハタノさんを交えてワイワイと盛り上がった際、トイレから戻って木の座椅子に座り直すと、その瞬間にふらついて手の親指を挟むアクシデント。あれから1ヵ月以上が経過しているのに、痛々しいほどに黒ずんだ血豆は一向に回復の気配を見せず、先日の某メーカーさんでの取材時、同行した20代の女性ライターに心配されてしまった。多分、半年後も、このままだと思う。むしろ、不注意で増えている可能性すらある。

 そう言えば9月に負傷した左ひじの靭帯も、医者の見立てでは「1ヵ月ほどで良くなりますよ」と言われたものの、ほぼ痛みが消えたのは3ヵ月後。今でもちょっと違和感がある。

 残念なことに、その衰えは体のみならず脳にも出始めている。

 代表的なのが、物忘れだ。先日は子供たちと映画を観に行った際、同じ商業施設内の美容室で働く嫁さんが忘れたというエプロンを届ける使命を仰せつかったが、わざわざ紙袋に入れて玄関まで持って行ったにもかかわらず、ブーツの紐を結び始めると同時に失念。手元にないことに気付いたのはバスの中で、「なにをやってんのさ!」と小学4年生の娘に怒られてしまった。嫁さんには呆れられた。

 もちろん、喉まで出ているのに思い出せない…なんてことも日常茶飯事。確実に脳内で物事を処理する能力も遅れ始めているようで、丁々発止のやり取りなど、もはや不可能である。動画で軽快なトークをし続ける、アタシよりも年配な先輩ライターたちはホントにすごいと思う。

 そんな状況だからか、スマスロを打っている際、たまに不便を感じることがある。

あくまで個人的な意見として言わせていただくと…

 スマスロには有利区間ゲーム数上限の撤廃による「ゲーム性の向上」、コインレスなどによる「遊技性の向上」、コインの接触音が無くなることでの音量問題の改善及び獲得コイン数を正確に把握できることによる「遊技環境の向上」、出玉情報などが情報センターによって管理させることでのめり込み対策へと繋がる「依存症対策」など、様々なメリットがあるという。

 だが、あくまで個人的な意見として言わせていただくと、現金でコインを借りるボタンと、ユニットに移したコインを台に戻すボタンがわかりづらい。ユニットにコインがあるのに、今まで何度も間違えて現金でコインを借りてしまっているから困ったものである。

 そういうやらかし時は大概、ハマリの連続でイラついているわけだから、さらにイライラは増殖。まぁ等価交換のホールであればすぐに怒りは収まるものの、特殊景品は2,000円から&非等価交換の都内でそれをやらかしてしまった場合はボタンを押した我が人差し指を折りたくなるレベルの怒りに支配される。

 これはどうにかならないものか。スマスロの普及以降、ひとり密かに悩んでいたのだが、最近、いつもはボーナスタイプばかりを打っている我が家からそこまで遠くないホールで初めてスマスロに着席した際、例によってボタンを押し間違えると、感動的なひと言が表示された。

「コインがまだ残っていますが、購入しますか?」

 求めていたのは、まさにこれ。何度も同じ失敗を繰り返すアタシのようなポンコツのために、この機能を義務化してほしいものである。

濱マモル

濱マモル

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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