『忍魂』の最新作に向けて、初代忍魂をアキバのまこさんが思い出す
「きみに逢いたい時だって」
このフレーズに魅了されてどれくらいの時が過ぎた事だろうか。今に比べて出玉が半狂乱状態だった4号機時代、ホールは朝一から十万を超す金額のやり取りがなされ、客、店員ともに常に殺気立っていた。そんなホールの雰囲気を一変させたのが「出玉+軽快な歌」を実現し流行らせた大都技研の「吉宗」だ。
パチスロ機において音楽とは「BGM」のような扱いだった当時、パチスロに歌入りの「曲」を流行らせた大都技研はオリジナルコンテンツながらも、発売したサウンドトラックは異例のヒットを飛ばし、若者にはパチスロを知らない人にも認知されていた。
街を走るワンボックス、ウーハー、ハイビスカスまみれの今でいう「パリピ」な車の8割くらいにはDAITOのサウンドトラックが搭載されていたと言っても過言ではない。
もちろん、冒頭に挙げた楽曲「そこにあるかもしれない」という曲の歌声が、かの歌姫浜崎あゆみにそっくりだったことも時代とマッチし大ヒットに繋がった事は自明である。
母が好きだった五号機屈指の名機「忍魂」
そんな魅力溢れるオリジナルコンテンツを発表し続ける大都技研から、忍魂の新作が登場するという情報がネット上で囁かれている。これは個人的に期待したいところなのだが、私だけではなく、私の周りにも忍魂のファンが非常に多いので、今回は登場を前に初代忍魂を振り返ってみたいと思う。
五号機時代に突入し時は流れ、ART(アシストリプレイタイム)にも慣れ始めたユーザー達の前に登場した忍魂。本機は私が五号機で最もパチスロに夢中になった台と言ってもいい。
そして何よりもパチスロは素人同然だった僕の母が心から愛した一台だったのである。
・ここから先は50万回転は回した人間の感覚で思い出を語るので、細かいゲームフロー等は興味があったら各自で調べてもらいたい。
本機はART「月光ノ刻」を目指してひたすらチャンス目を引く台だと私は考える。
通常時の月光ノ刻への主なルートがチャンス目のみというなかなか硬派な仕様であり、通常時は低確、高確、超高確の概念がある。それぞれ引くタイミングによって当選率が変わるのは言うまでもない。
そんなチャンス目を100%見抜くために「中押しBAR狙い」で遊技するユーザーが大半を占めていた。
もはやここまで打ち込んだ身としては「1万円でチャンス目を二個ほど買う」くらいの感覚にまで研ぎ澄ませている。無論僕の母も必死に情報誌を読み中押し遊技を覚え、ホールで一生懸命実践していた。
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