パチスロ「今年ナンバーワン候補」などスマスロ勢に負けない人気っぷり… 大手サミーの快進撃が止まらない!!【ヒットメーカー「2022年の軌跡」】

『ディスクアップ』『アラジン』といった往年の名機シリーズのほか、『けものフレンズ』や『ペルソナ』など人気コンテンツとのタイアップ機も多数リリースと、現在のパチスロシーンにおいて抜群の存在感を放つ大手メーカー・サミー。当記事では、そんな同社が歩んだ「2022年の軌跡」を振り返りたい。

　先日リリースされた最新タイトル『パチスロ幼女戦記』はAT継続率約94.2％の化物ループが魅力の一台。AT継続をかけた「Vコンバット」では、押し順による究極の自力感を、隠しボタンや出目による逆転パターンなど多彩な演出で楽しむことできる。

自力感溢れるゲーム性と、期待感を煽る多彩な映像演出が大好評！

　そんなシンプルながらも細部までこだわった秀逸なゲーム性がファンの間で大好評のようだが、その基礎になったともいえる存在なのが、6.5号機でトップクラスの人気を誇る『パチスロ甲鉄城のカバネリ』だ。

　本機は、ST「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」が出玉増加の軸で、通常時は無名チャンス目・生駒チャンス目・美馬チャンス目と3種類あるチャンス目を引くことで対応したCZ「カバネリチャンス」への突入抽選が行われ、成功すればボーナス当選。そのほかには規定ゲーム数消化による当選もある。

　初当りボーナスはエピソードボーナスと駿城ボーナスの2種類で、選択比率は実質約1対1。エピソードボーナスであれば、平均約110枚獲得の消化後にSTへ突入し、一方の駿城ボーナスは消化中に「駿城ポイント」獲得→最終ポイントに応じてST突入抽選が行われる。

　肝心のST中はチャンス目のヒキが超重要で、その種類や「カバネリ高確」、前半・中盤・後半と3種類ある状態などを参照してボーナスの当否をジャッジ。カバネリ高確はST開始時までに獲得した「六根魂」によって発動し、カバネリ高確＋複合チャンス目やST最終ゲームでのチャンス目はボーナス濃厚だ。

　ST中のボーナスはカバネリボーナスorエピソードボーナスのいずれかがスタートし、前者は200枚～1,000枚の払い出し枚数変動タイプ。一方の後者は平均210枚の獲得が見込め、エピソード「燃える命」は「無名回想」へ突入する。　

　無名回想は1G純増0.3枚、70Gor100G継続で、消化中はチャンス目を機にポイントを貯めることでエピソードが進展。エピソード4まで発展し、成功すればST継続率が通常の約75％から約95％まで跳ね上がる上位ST「裏美馬ST」へ昇格し、平均して約3,500枚もの大量コインを獲得できる。なお、無名回想で失敗しても、約80%の上位AT「美馬ST」へ突入だ。

　エピソード「燃える命」へ突入する条件のひとつとして、「ST中に獲得枚数が1000枚前後到達で発動する」というのがある。それを発動させるためには、STでより多くのボーナスを引き当てることはもちろん、ボーナスの獲得枚数、ボーナス消化中に「六根魂」を獲得…等々、要は己のヒキが重要となってくるわけだ。

　こうした自力感溢れるゲーム性、そしてその期待感を煽る多彩な映像演出も完璧な仕上り。本機のヒットは必然といっても過言ではなく、今後も『パチスロ幼女戦記』を含めスマスロ勢にも負けず劣らずの高稼働が期待できそうだ。