逆算で見抜く設定6の「直撃確率」とは… 新台『パチスロ盾の勇者の成り上がり』の設定判別はチャンス目からの挙動で丸わかり?
「荒い設定5」と「安定の設定6」
サミーの台といえば、設定6は細かい初当りを繰り返して綺麗な右肩上がりのグラフを描くイメージがあります。一方で設定5は、初当りは設定6ほど軽くない分、ATに入った時の一撃性は設定6を超えるという印象が強いです。6号機でいえば、『パチスロ頭文字D』や『パチスロコードギアス反逆のルルーシュ3』、そして現在も絶賛稼働中の『パチスロ甲鉄城のカバネリ 』などでしょうか。
そのような挙動は、先日リリースされた最新タイトル『パチスロ盾の勇者の成り上がり』でも起こっているようで、設定6は細かい初当りを重ねて伸ばし、設定5は一撃で伸ばしていくタイプだと思われます。まずは初当り確率ですが、設定1で1/298.9、設定6で1/190.5と約1.5倍の差があります。
小役確率は設定1の数値が公表されていますが、これまでのサミーの傾向として小役の出現率はそこまで差がないと思うので気にしなくていいはずです。
複数回直撃の確認で高設定を確信?
TwitterやYouTubeのコメント欄では「設定6はチャンス目からの直撃が別格」との声が多くあがっていました。約1/116.8で成立するチャンス目ですが、その20〜30%がATに繋がってくれるようです。CZの突破率に設定差がなく、ATの直撃確率に設定差が設けられているとした場合、チャンス目からの直撃はある程度計算で求められます。
チャンス目成立時の約30%でATに繋がる?
設定1の初当り確率が「CZ突破のみの数値」であることを前提に計算。その上で、以下のような方法で計算すると、設定6の大まかな「直撃確率」と「チャンス目成立時のAT期待度」を算出できます。
■設定1の初当り確率「1/298.9」と直撃確率を合算した数値が、設定6の初当り確率「1/190.5」になるよう逆算=直撃確率は「約1/525」
■その直撃確率(約1/525)を踏まえて、チャンス目成立時(1/116.8)のAT当選割合を計算すると「約22%」
設定1での初当り確率がCZ突破のみの数値であることを前提に計算しましたが、この他にAT直撃(設定1だとかなりレア?)や確定役での当選を考慮すると当選率は若干あがるため、設定6ではチャンス目成立時の20〜30%で直撃するのはほぼほぼ間違いなさそうです。
CZ突破率に設定差はあまりない?
設定6を打ったユーザーの話によると、CZの突破率も優遇されているのでは?とのこと。設定6のCZ突破率が優遇されている機種といえば、『パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』がありました。設定6はAT当選をかけたキスショットバトルの勝率が高く、ベースとなるパーセンテージ表示が設定6だけ別格とされています。
サミーの台は、数字や期待度が目に見える場合はしっかりそのパーセンテージで抽選されていると思います。もし高設定ほど突破率を高くするのであれば物語シリーズのように初期値のみ優遇すると思われます。逆に他機種の数字で表示されないCZは、多少高設定が優遇されていると思っていいかもしれません。
設定6狙いならチャンス目からの直撃のみを見る。
スランプグラフを見る限り、綺麗な右肩上がりのグラフがよく見られます。設定6の機械割は111%を超えるので、朝一から狙う価値は十分あるでしょう。先述したように、チャンス目からの直撃を複数回確認出来れば高設定を確信してよいのではないでしょうか。
筆者的には、10回ほどチャンス目を引いて直撃がなければやめる選択肢を考えます。ゲーム数でいうと、1000~1500ゲーム程度。設定狙いをする上でこの短いゲーム数で高設定かどうかを判別できる台はかなり貴重なので、機会あれば積極的に狙っていきたいです。