破格のボーナス確率と「ネオスーパーモード」の連鎖で出玉を創造… 万枚も狙えた爆裂ストックマシンの後継機【パチスロ5号機回想】

　モード方式を採用した、完全告知タイプのストック機『メンソーレ(＆30)』。ひとたび「スーパーモード」へ昇格すれば5G以内のボーナスが85％でループし、その万枚も十分に狙える出玉性能は、4号機時代の後期に多くのファンを魅了した。

　時は変わって5号機時代の2007年、そんなマシンの産みの親であるエマは『めんそ～れ2－30』をリリース。破格のボーナス確率と独自のシステムで先代の破壊力を再現した、同じく完全告知タイプのRT機だ。

　ボーナスはめんそ～れビッグ・赤7ビッグ・白7ビッグ、計3種類のビッグと、赤7REG・白7REG、計2種類のREGを搭載。めんそ～れビッグは純増約256枚、赤7or白7ビッグは純増約192枚で、赤7or白7REGは約64枚の増加が見込める。

「ネオスーパーモード」と呼ばれるRTへは、めんそ～れビッグ終了後に突入。1G純増は約0.1枚とほぼ現状維持だが、RT終了条件は「白REG成立」のみであることから、途中で他のボーナスを何回引き当てようとも、その都度、RTがループし続ける仕組みだ。

　また、白7REG終了後1G目はRT引き戻しのチャンスがあり、ここで特殊リプレイ(32分の1～16分の1)を引ければRTがリスタートするといった特徴もある。

　ボーナス重複契機は各種チェリーで、成立時は必ずスタート音の「遅れ」が発生。中段・単チェリーはボーナス重複が約束され、中段・連チェリーor角・単チェリーは2回に1回、角・連チェリーは8回に1回の割合でボーナスへと結び付く。

　ボーナス告知タイミングはレバーON時、第1リール停止時、チェリー成立後のBET時…の3パターンでドットの華が右向きであればビッグ確定。先代でもお馴染みの「クラッシュ告知」はめんそ～れビッグ成立の合図となる。

基本スぺック

　肝心のボーナス出現率は、

・めんそ～れビッグ→設定1：8192分の1、設定2：3276分の1、設定3：2730分の1、設定4：2340分の1、設定5：1927分の1、設定6：1170分の1

・赤7ビッグ設定1→520分の1、設定2：585分の1、設定3：528分の1、設定4：512分の1、設定5：481分の1、設定6：585分の1

・白7ビッグ→全設定共通：442分の1

・赤7REG→設定1：528分の1、設定2：595分の1、設定3：537分の1、設定4：528分の1、設定5：504分の1、設定6：595分の1

・白7REG→設定1～5：436分の1、設定6：312分の1

　ボーナス合算出現率は、

・設定1：117分の1
・設定2：121分の1
・設定3：115分の1
・設定4：113分の1
・設定4：109分の1
・設定6：103分の1

　で、機械割は設定1：94.2％、設定2：96.8％、設定3：101.0％、設定4：103.2％、設定5：106.9％、設定6：110.4％とされている。