パチスロで獲得「4,000枚」が危うく無駄に？【濱マモルののほほんコラムVol.270～忘れがち～】

濱マモルののほほんコラム～忘れがち～

　以前のコラムで、自動二輪免許の教習所に通っていることを綴った。

※スマスロ『リゼロ2』のシマを連想した出来事？【濱マモルののほほんコラムVol.267～おじさんだからこそ～】
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　実は2週間以上前に、卒業検定は合格済みである。だが、厳密に言えば、まだ免許は取得していない。何故なら、運転免許センターでの申請を終えていないからだ。

「そういえば、運転免許センターに行ったの？」。嫁さんに聞かれて、はたと気付いた。別段、忙しかったわけではない。むしろ、売るほど時間は余っているのだが、申請をしていなかったのは他でもない。ただ忘れていただけのことである。

　こう答えると、嫁さんからは「信じられない。普通は楽しみで、すぐに免許センターに行くでしょ」と呆れた口調。まぁそう言われればそうなのだが、昔からアタシは、何故だかゴール一歩手前で満足してしまう節がある。

　たとえば買い物。服や靴を新調したくて、お店へ行ったとする。基本的に即断即決だから、これと決めて予算内であれば、瞬時に購入。当然、目的はそれらを着用することなのだが、買った時点で満足し、車のトランクに数ヵ月、入れっぱなしにしてしまうことも珍しくない。

　もちろん、頂き物はすぐさま開封する。とても大切に使わせていただくが、自分で購入したものとなると、話は別。まぁそのうち開ければいいや…なんて気持ちもあるのか、今、気になってタンスを漁ると、数年前に買ったまま、いまだ履いていないジーパンを発見した。読んでいない書籍も多数ある。

　現在、ドラクエ3のリメイクが話題らしいが、過去にはドラクエの何作目かを酔っ払ってTSUTAYAで攻略本と共に購入。封も開けずに放置していたところ、近所に住んでいるひとまわり下の従兄弟が「これ、貸して」というので、「じゃあ、代わりにクリアしてくれ。で、内容を教えてくれ」と、丸ごと渡したこともある。従兄弟は喜んでいたが、「マモルはそれでいいの？」と首を傾げていた。まぁそりゃそうだ。

■4号機時代も似たようなことが…

　パチスロでも、似たようなことがあった。あれは4号機時代、サミーの『猛獣王S』で天井を拾った時のことだった。昼過ぎにふらふらとホールへ入ると、700Gほどのハマリ台を発見。まぁどうせすぐにボーナスを引くだろうと打ち始めたところ、見事に天井まで到達した。

　本機の天井到達後は、確率64分の1のチェリーを引くたびに「256分の255」でAT「サバンナチャンス」に当選する。つまり、チェリー成立時の「256分の1」、或いはボーナスを引くまで天井状態は継続するわけで、この日は、あれよあれよと4,000枚以上の出玉を獲得したのである。

　すっかり調子に乗ったアタシは、コインを流した後もホールを徘徊。ただ、何周してもめぼしい台は見付けられず、結局、歩き続けることに飽きたというのもあり、近所の中華料理屋で飲み始めた。

■危うく「4,000枚over」が無駄に？

　4,000枚以上も吐き出させたんだもの。当然、酒が進みまくるわけだが、肝心のレシートは、まだ未交換。それなのに、既に大金を持った気分で、「釣りはいりません」と会計を終えると、あろうことか、そのまま電車に乗り込んでしまったのである。

　交換し忘れたことに気付いたのは、最寄り駅に着いたタイミング。引き返しても閉店前だったことから事なきを得たが、この馬鹿さ加減にはほとほと呆れたものである。

　調べると、卒業証書の有効期限は1年だそうだ。まだまだ、時間はあるな。そう考えると、きっと失効する。近々、必ず運転免許センターへ行こう。今のところは、そう心に誓っている。