2024年によく打った機種・パチンコ編️【ゴトロニの人生4コマスベリ】

■2024年はパチンコを追う方が面白かった

　どもども。ゴトロニです。前回の勢いを借りて、もう少し2024年の機種について振り返ってみようと思います。

　コラムとして書いているものの、備忘録というか総括というか、そういうものを都度残しておかないと…忘れてしまうんですよ！ 覚えてられないんですよ!! 嗚呼（🄫ドラゴン廣石）、加齢が憎い!!

　というわけで、2024年はどんなパチンコをよく打ちましたか？ LT2.0などの規制緩和があったので、2024年中にデビューした機種を多くプレイしたという人もいるでしょう。

　逆にLTがキツ過ぎて昔の台ばかりだったわ、という人もかなりいそうな雰囲気です。つか、LT機ってそこまで人気ないよね（ボソッ）。だって、LT機って全然普及してないもんね（ボソボソッ）。

　この業界の脳死でイケイケぶりを見ていると、あれだけの出玉性能、とっくに4パチの半分を占めていそうだけど、そんなことになっていないでしょ。吹いて回っている人との温度差を凄く感じます。やっぱ必死なのかな？

　というわけでちょっくらチクリと入れたところで、自分の場合はというと、LT1.0と2.0を評価していないわけじゃありません。そもそも、LTを評価するのに1.0と2.0で分ける必要があるのかという部分もありますが、便宜上分けるとして、やはりこういう緩和的な動きがあること自体嬉しいというか、内心盛り上がるというか、高揚するのは事実です。今、流れを追って面白いのはパチスロよりもパチンコだもんね。

■勝手な思い込みは良くないね

　自分は今年の後半になって、LT1.0の方を多く打つようにはなりました。デビューから時間が経過したのと2.0登場の余波でだいぶ稼働が落ち着き楽に座れるようになったためです。で、実際に打ってみると、イメージしていたのとなんか違う印象。昔の『ファンキードクター』や『ポップカルチャー』のような出玉感だろうと思っていたので。

　たとえば、『PAスーパー海物語IN地中海2』ではこの上に存在するLTに入れば約9千発の期待出玉となっているんですが、そこがあまりにも遠くて…そこまで遠いとなると、普段はその出玉を無視して、単に継続率75％の確変を持つ機種として打てばいいやということになるので特に何かが悪いという話ではないものの、せっかくLT機を打つぞーというハイテンションのような気持ちを考えると、LTを切り離して打つことに肩透かしを食らったような感じも受けるので、コレジャナイんですよ。

・ファンキードクター（初代）…1/10～1/15でその後小刻みに連チャンを重ねて5000発程度の出玉を得る。

・ポップカルチャー（初代）…初当りから約90％で連チャンする。大体一撃3～4000発あればヨシ。

　こんな出玉獲得再現のLT機ってありませんかねぇ。LT1.0の方だと最終的には案の定一撃性を高める方向に走りだしちゃったことからも分かるとおり、だいぶ歪なんですよね、全体的に。

　それでも、マルホンがそこら辺は我々のメインバトルフィールドだって言わんばかりに『ファンキードクター』で『悪魔Ver.』と『天使Ver.』を出したのですが、スペックを見る限り頑張り過ぎ。一撃はその半分でいいのでどうにかなりませんか？ 入りやすくて、これまでの甘デジよりは多く取れるくらいでいいんです。

　入りやすくて多く出るという意味ではLT2.0の方がイメージは近いかな。ただし、こちらは一回の当りが1000発とかだから、最初の当りがめちゃんこ遠くなっているのでこれまた違うんだけどね。5万入れてからが勝負というような出玉スケールは…スマスロを打ちます、ハイ。

■規制緩和ラッシュで追い上げる!?

　LT1.0系以外となると、安定の海シリーズ、最近とんと遊ばせてくれる気配がないハネモノの代わりに打つナナシーシリーズも好んで打ちましたが、触ってみて非常に感動した機種があります。それが…

『あぶない刑事129Ver.』です。随分とパチスロに寄せてきているパチンコ機ですが、小当りラッシュをパチスロのAT機っぽく見せるのが一時期流行りましたよね。それの最終形みたいなのがコレ。

　パチンコの小当りラッシュ機能は思うように増えず、結局のところ、へっぽこぶりだけ丸出しにしてしまい、小当りラッシュはイマイチというイメージがガッツリ定着し、廃れてしまいました。

　なので、残念スペックマニアとしては一つネタにしてやろうというそれこそ邪な動機で触ったのですが、コイツの小当りラッシュはマジで気持ち良いのね。ザクザク増えます。マジで「ラッシュ」な感覚です。ビックリ！ しかも、持っているパワーも凄くて5千発くらいなら割と簡単にやってくれます。

　え～とですね、これでいいんですよ、これで。パチンコの出玉スケールはこれくらいでいいんです。

　ということで、望外の邂逅となりましたが、それ以来ハマって今年は結構打っちゃったという流れになります。問題は設置が少ないことと、1/129のくせに通常時の演出がかなりアツそうなものでも簡単にハズれるところですかね。みんなにもおススメしたいけど、ちょっと二の足を踏む、そういうもどかしいバランスの一台となっておりますよ。

　それでですね、このあぶ刑事を調べてみると2022年のデビューマシンとのこと。小当りラッシュの元祖が確かタイガーマスクで…本格的に小当りラッシュが出回り始めたのが2019年とかで、まぁざっくり3年後の成果ですか。パチンコでもやはりそれくらいの熟成期間が必要なんでしょうね。

　ということを踏まえると、LTの緩和のペースは早過ぎる印象ですね。せめて2年おきのタイミングで良いのではと思うのですが、来年にも3.0が用意されているという噂もありますね。…まぁ、開発現場はガチでキレていることが容易に想像つきますが、来年も頑張って欲しいと思っております。