パチスロ6号機の「主役」?『ジャグラー』メーカー「地位は安泰」の声が続出!?
「投資上限を決めた遊技」「仕事帰りなどの短時間勝負」など、さまざまな条件に対応し得る奥深さを秘めたノーマルタイプ。これまでも規制のたびに見直されてきた「堅実なゲーム性」が、パチスロの発展を支えてきたことは間違いないだろう。
そんなノーマルタイプの象徴として認識されるのが北電子の『ジャグラー』だ。ホールで圧倒的なシェアを占めている『ジャグラー』は、時代を超えてファンを増やし続けてきた。
パチスロの”王者”を生み出した北電子は『アイムジャグラーEX-AE』のアプリを発売。4月26日より開始されている、発売を記念したツイッターのリツイートキャンペーンが話題だ。
amazonギフトコードや、オリジナル商品が当たる可能性があるなど、ファンにとっては魅力的な内容となっている。アプリの発売・キャンペーンの実施によって『ジャグラー』の人気が、さらに高まる可能性もあるだろう。(※期間は5月5日(土)23:59まで)
今年リリースされるパチスロは、各メーカーがストックしている「5.9号機」がメインとなる。そのような状況で注目を集めているのは、ART機よりも出玉性能への影響が少ないノーマルタイプだ。
その中でも、やはりホールが熱視線を送るのは『ジャグラー』シリーズのようである。
「登場予定の新作は、間違いなく導入したいですよね。旧基準機の撤去スケジュールも決まりましたし、『ジャグラー』への需要は確実に高まるのではないでしょうか。
台の寿命も長いですからね。『無難にジャグラーを入れたい』と考えるのは自然ですよ。6号機へ移行の2021年まで使える『ジャグラー』を導入できないホールは苦しいと思いますよ」(パチスロ記者)
まさに北電子の「地位は揺るがない」という印象だが、6号機へと完全移行する「新時代」へ不安がないわけではない。
パチスロ6号機は「自主的措置」によって高純増AT機の開発が可能になったが、ノーマルタイプはボーナスでの獲得出玉が最大「285枚」へ下方修正されており、依然として厳しい内容となっている。
『ジャグラー』シリーズで実績を積み上げてきた北電子にとって、危機的状況とも言えるわけだが……。
「確かに『ジャグラー』の開発へ影響が出るのは痛いでしょう。しかし、最近は北電子さんのART機への評価が高まっていますからね。4月に登場した『これはゾンビですか?』は導入より稼働は上々です。中古価格も上昇するなど、好スタートを切っていますね。『5.9号機ARTの成功者』という声も出ています。
昨年デビューした『パチスロ輪るピングドラム』も、シンプルさが際立つ面白いゲーム性だと感じたユーザーは多いようです。6号機時代は『ARTで天下を獲る』ということもあるかもしれませんよ」(同)
『ジャグラー』をはじめとするノーマル機で業界を引っ張ってきた北電子が、6号機時代もユーザーの心を掴むのだろうか。「娯楽の原点を大切にし続ける」という理想を掲げるトップメーカーから目が離せない。
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