続くパチンコ業界の「物騒事件」。今度は「現役警察官」が店舗内で「トンデモ犯罪」をして騒然
最近はパチンコ店での物騒なニュースが多いが、今度は大阪で立て続けに事件が起きた。
25日午後4時半頃、大阪市北区小松原町のパチンコ店で、スロット台の上に置かれた現金約5万2千円入りの財布を男が盗み、手提げかばんに入れて逃走。持ち主が男を追いかけ身柄を取り押さえたが、男は持ち主の腹を殴るなど暴力を振ったようだ。
さらに26日午後7時頃には、同じく大阪府寝屋川市のパチンコ店で、男が足元に落ちていた財布を拾い、トイレで4万2戦円を抜き取った疑いが持たれ、全額を持ち主に返金するという事態に。しかも犯人は現役の警察官で、50代の男性巡査部長というのだから驚きだ。
この事件に関しては、店内の防犯カメラの映像に巡査部長が財布を持ち去る様子が映っていたとのこと。違法を取り締まる警察が”置き引き”とは、呆れる他ないのだが……。
最近でもバットでパチンコ台を次々破壊、店員へのわいせつ行為、強盗など様々な事件が起きているパチンコ店だが、今回は特に”カネ”にまつわる事柄だった。1日で個人の大金が相当に動くこともあるパチンコだけに、金銭感覚がおかしくなった上での犯行ということだろうか。
最近、ただでさえ下降気味のパチンコイメージをさらに悪くするような事件が多発している。パチンコ業界は大丈夫なのか。