パチンコ「一撃必殺2400発」機とガチ実戦!「勝てば天国負ければ地獄」を地で行く“怪物”を撃破へ!!
ただ、出だしでこんなことをいうのもどうかと思うが、本機をちゃんと打つの初めてなのである。出た当初、趣味打ちというか、仕事柄、話題の新台がどんなものか軽くお手合わせ願おうかとちょこっと打ったが、導入2日目にして鬼渋調整をかまされたので嫌気が差してすぐに台を離れたのである。
その後も初手の悪いイメージと確変65%規制台との相性の悪さから敬遠し、気がつけば今日まで至っていた。
通常時は基本的に何も起こらないタイプのやつである。大当りを引っかけた時orプラスマイナス1コマの乱数をひいた時に、ここぞとばかりに演出がモリモリ追加されていく「二郎系」かと思ったが、認識が甘かった。
こいつ、ノーモーションでいきなり喉元噛みちぎりに来る鎌鼬(かまいたち)であった。いや、ラーメン屋で例えろやとの声もあろうが、そんな機転が利いたら売れっ子ライターになっている。ちなみに、目白丸長は注文から提供するまでの時間が非常に早いようである。
話を演出に戻そう。もうなんかざわざわせずにガッと当たったのである。通常なら、強そうな先読みゾーンだの赤保留だの金保留だので、「これからいきまっせ」をプレイヤーにアピールしつつ、「はい、赤系予告。はい、「激アツ」表示。はい、次回予告。はい、群予告。はい、最強SPリーチ」と段階を踏みつつ、赤字幕、激アツ柄、最終カットイン赤、でチャンスボタンでドカーン! 役物ガシャーン! といった展開であるが、この時の当りパターンは、下手すると見過ごしてしまうようなタイミングと小ささでキリン柄が表示され、百裂拳予告はわかりやすかったものの、サウザーとのバトルに発展して「これダメパターンじゃん」と思わせつつしれっと当たったのである。
当るまでちょっとでも期待できそうな演出が発生しなかったし、SPリーチも基本仲間系リーチ、ちょっとがんばってバトル系前半であった。なるほど、そういう感じか。
しかし、せっかくの初当りもラウンドバトルで負け。「ひでぶゾーン」が7回転で終了と悲しい結末を迎えたのである。
その後、本当に何にも起きることなく700回転以上を回した後で、「夢想転生」図柄停止から夢想転生リーチに発展し、回想2回を経て激押しボタンから2回目の初当りをゲットしたのである。ただ、揃った図柄が「2」だったのでとても嫌な予感がしたが、無事ラウンド演出でラオウを撃破しRUSH突入となった。
さあ、ここからが本番である。とにかく1回はバトルに勝利しないと2400発は獲得できないのだ。バトル自キャラはレイ。南斗水鳥拳でキリキリ舞いさせてほしいものである。
その願いが見事に通じ、ユダを軽やかに撃破。念願の2400発大当りをゲットできたのである。これでとりあえず次に通常を引いても最低限の格好がつく。この気持のゆとりが奏功して、あっという間に3連チャン。