パチンコ「伝説」始動…「頂点」に君臨した役物機の思い出
出玉はスペックによって異なり、大当り確率が1/ 27.08の『X』だと約3800個、大当り確率1/ 23の『M2』で約3000個、大当り確率1/ 19となる『F2』は約2500個となる。
どのタイプもセット終了後に「おかわりタイム」なる1回転の時短が用意されていて、おおむね1/ 4程度の連チャン性も持ち合わせていた。
初代の役物構成の相違を前述したが、単純な力技でネカセを変えデジタル入賞率をアップさせられる台枠構造の瑕疵が発覚したためだ。
役物機は、こうした攻略や不法行為との戦いが宿命づけられているのだが、後継機となる『CR餃子の王将2』によって不備が解消したうえに、より面白い役物機構を作り出し、完璧に近い完成度を持ってして役物機の頂点に君臨したのである。
(文=大森町男)