パチンコ店「非常事態」で開店できず!? 苛立つお客…「絶体絶命の大ピンチ」発生!!
一人一人のお客様にお声掛けしていたものの、ヒートアップしたお客様の対応は非常に大変でした。少しでも怒りを鎮めていただくように四苦八苦しながら、「まだか、まだか」と開店の合図を待ち続けました。
「もうこれ以上この場を凌ぐことができない…」と、泣きそうになりながら対応を続けていたその時でした。ついに「開店できます!」との報告が入ったのです。
予定より約30分過ぎてからの開店でした。私は「大変お待たせしました!」と深々と頭を下げて自動ドアを開け、お客様を店内へご案内したのです。店内では普段ホールに出ない店長がおり、お客様に対して「大変申し訳ございませんでした」と謝罪する姿がありました。
店長からは今回のトラブルに関する説明はなかったものの、原因についてはキッチリと把握していたようでした。このような事態を二度と起こさないために改善案を練って「マニュアル」を作成してくれたのです。
それからというもの、開店時間が遅れるというトラブルはなくなりましたが、お客様にご迷惑をお掛けする事態が起きないという確証はありません。
それはつまり、皆さんが同じようなトラブルに遭遇する可能性もあるという事です。そうなったら問題が解決するまで待つしかありませんが、ホール側にはお客様に対して誠意の伝わる対応をしてほしいですね。
(文=ミリオン銀次)