パチンコ「すべてのネオ時短」を搭載!「完全体」になり「新機軸の時短ゲーム性」を伝播させる!?
格闘ゲームでいえば「削り」。細かい攻撃で相手の体力を徐々に奪う行為を意味する言葉であるが、要は遊タイム発動の規定回数を細かく消化させることを意図しているのである。
例えば前任者が初当り通常で時短終了後に即ヤメしたとしよう。この時点で114回転を消化している。遊タイム発動まで686回転となる。この残り回転数で確率通りに突サポを引けば、50回転か75回転は時短で消化できることになり、実質的な遊タイム発動回数は600回転ほどに減算されるのである。
もちろん、突サポ発動確率や回転数の是非はあるが、それはスペックのバランスによって規定されるものなので議論は難しい。特に本機は「3つの時短をすべて搭載する」ことに意味を見出していると考えられるので、どれかの機能が歪になるリスクは承知の上であろう。
要は、突サポには「削り」の役割もあり、この機能を特化させれば、例えば遊タイム発動は最深の960回だが、1/100で100回転の突サポを積んだマシンなら、突サポによってハマリを短縮させるようなゲーム性をパチンコで展開できることになる。パチスロのチェリー短縮のようなイメージである。
本機においては突サポという新たなおもしろ要素を紹介する「知らざあ言って聞かせやしょう」的立ち位置と捉えることもできるであろう。遊タイムに続く「突サポ」、以後お見知りおきを。
(文=大森町男)