パチンコ歓喜の「1500発の連打」が押しよせる!? 「一撃3万発」も射程…無限の可能性を秘めた爆裂マシン!!
ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、『海物語』の出処となった伝統のタイトルがついにP機でデビューとなった『Pギンギラパラダイス夢幻カーニバル319ver.』(以下ギンパラ夢幻)だ。
じつに5年ぶりとなる名門パチンコの新作は、P機のトレンドとなる強力な出玉性能を有した一台。大当り確率が約1/319.7の1種2種混合機で、継続率が約85%、大当りの75%が約1500発となっている。
RUSH突入時の期待出玉は7000発以上となっているが、右打ち中はおまけ入賞に入りやすい構造で、その分を含めると8500発を超えるという試算もあり、圧倒的な出玉感を味わえるのである。中には「『P牙狼 月虹ノ旅人』を上回る出玉性能」との見解を示す業界人もおり、『ギンパラ夢幻』は一撃性に特化したマシンといえよう。
『一撃2万3000発出た!』『24連3万発超え』といった出玉報告がなされている。気になる時速は1万5000~6000発ほどのようで、いかつい速さは持ち合わせていない。というのも、右打ち中の大当り確率が約1/50と低めに設定され、時短の回数も多いST的な仕様だからである。
初当り後に移行するRUSHチャレンジモード「ギンギラタイム」は時短30回。突破すると突入する連チャンモード「カーニバルRUSH」は時短80回転で構成されている。さらに次回大当り濃厚となる1万回転の時短モード「夢幻カーニバルRUSH」も搭載され、STと次回ループの2つのゲーム性が楽しめるようになっている。
RUSHの突破率は約52%となっているが、体感的にはもっと厳しいように捉えるファンも多いようで「時短30思っていたよりつらい」「時短30が一瞬すぎて引ける気しない」といった感想も見られた。
時短30回+残保留4個の大当り割合はほぼ50%と確率でみればそんなことはないのだが、もともとのスピーディーな変動に加え、時短中の短縮作用で加速度的に消化されると確かに当る気がしなくなるのはどういうわけなのであろうか、不思議である。
ちなみに、本機には遊タイムが搭載されていないので、初当り以外の要素でRUSH突入を期待できないことにも「RUSH入る気がしない」説に拍車をかける一因があるのかもしれない。
ただ、遅れて登場したライトミドルタイプ『Pギンギラパラダイス夢幻カーニバル199ver.』には遊タイムが搭載されているので、『ギンパラ夢幻』をよりカジュアルに楽しみたいファンはこのライトミドルも良いだろう。
スペック性能の低下を懸念する向きもあろうが、『海』シリーズのライトミドルタイプではトップクラスの出玉性能が維持されているので、もちろんミドルタイプよりは劣るかもしれないが、充分に満足できる内容となっている。
余談だが、個人的には初代『ギンパラ』を彷彿させる波ステージだけでずっと打てる。ただ、この機構を見るたびに『ジェットスキー』が打ちたくなるのが困るところである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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