パチンコユーザーは「年間どれくらい負けている」?「アノ台で〇万発出た」「6号機で5000枚出た」の裏では……
早いもので2021年もすでに折り返し地点。皆さん今年のパチンコ成績はいかがでしょうか?
最近は出玉性能が光る魅力的なマシンも多く、ネット上では誰もが羨む超出玉が報告されることも少なくありません。仲間内で「アノ台で〇万発出た」「6号機で5000枚出た」などの出玉自慢をされることもしばしば。「規制の影響を感じなくなってきた?」と考えることもありますよね。
パチスロ部門では獲得上限2400枚を感じさせない爆裂機も出てきました。新台として先日ホールへ導入された『パチスロ鉄拳デビルVer.』がいい例です。過去作を彷彿とさせる強力な出玉トリガーを武器に、「15000枚」という驚異的な出玉も炸裂したようですね。
いよいよ6号機でも万枚が狙える時代が来たか。そんな高揚感を抱いていますが、盛り上がっているのはパチンコ部門も同様。「5万発」クラスの出玉を当然のように吐き出すだけではなく、そこにスピード感が加わった超高性能マシンが大活躍している状況です。
この手の話をするならば新台『P牙狼 月虹ノ旅人』は外せないでしょう。控えめに言ってもブッチギリの出玉性能。1500発オンリーの大当りが秒で決着し、それが高ループするという絵に描いたような完全無欠のスペックです。
デビュー早々に10万発超えの出玉が報告され、大きな話題を呼んだ本機。「時速4万5千発」とも言われる疾風怒濤のスピードスター誕生に、多くのファンが歓喜していることでしょう。
爆裂がひしめきあう現在のパチンコ・パチスロ市場。私のテンションも天井を突き抜けるほどに上がっている状況ですが…。巷で飛び交っているような景気のいい出玉にありつけていません。
むしろ敗戦ばかりで戦績は下降気味。大怪我しないように甘デジや『ジャグラー』中心の堅い立ち回りにシフトしましたが、それすらも上手くいかず…。今月はすでに10人以上の諭吉が旅立ちました。「なぜここまで勝てないのか…」「あの時、深追いしなければ…」そんな後悔の念で一杯ですね。
ただこの程度の額は、過去最高に負けた時に比べれば安いものです。CR機時代の旧MAXバトルタイプに熱中していた頃は、ありとあらゆるものを切り詰めて軍資金に充てていました。
「ツボにハマりさえすれば一気に取り戻せる」。そう信じて打ち続けた結果、気づけば負け額は途轍もないものとなっていたのです。
ドン引きされるレベルなので正確な数字は言えませんが、安いアパートであれば1年分の家賃を一括で払えるレベルですね。パチンコを止めようと本気で思いましたよ。実際は細々と1パチを打っていましたが(笑)。
負けた話ばかりで恐縮ですが、私の「めしうまストーリー」だけを紹介したいわけではありません。本記事のキーワードは「負け額」。今回はそれに関わる話で筆を綴っている次第です。
パチンコ・パチスロを嗜むユーザーの1日平均投資額はいくらなのか。そして、年間で平均どれくらい負けているのか。そんな疑問のアンサーとなるものをご紹介しましょう。