甘デジ新台「100%確変&大当り×4回」を約束…出玉増加RUSHも完備した激アツ懐古マシン!!
ある一定の年齢者に決定的な影響を与えたファミリーコンピューター。その絶大な人気ゆえに子どもがいる家庭なら「一家に一台」がリアルに起こっていたのではないかと思えるほどである。
いまでいう「Switch」のように子どもはみんなファミコンに熱中したものである。数年前に「ミニファミコン」が発売された際には懐かしさと何十年後までほのかに残っていた熱狂の予熱にほだされて、いまではほとんどゲームもしないのに購入してしまったものである。
案の定、最初こそノスタルジーに動かされてちょくちょくプレイしたものの、数回もやれば一気に飽きてしまい、また収納の奥で埃をかぶっている有り様。もう私は無邪気に夢中になれた大切な感情を失ってしまったしょうもないおっさんに堕したのだと自覚したものである。
そんなファミコンに憧憬の念を抱くおっさんパチンカーが絶対に打ってしまう新機種が『PAナムココレクション89ver.』。大メジャーなゲームメーカー「ナムコ」が発売した4つのゲームをモチーフにした甘デジである。
収録されたゲームは「パックマン」「ゼビウス」「ドルアーガの塔」「ディグダグ」という同メーカーを代表する超有名ソフトばかり。ファミコン世代なら100%プレイしたことのあるゲームが集結したのである。エモすぎる。
もちろん、演出は各ゲームに特化したもので、画面いっぱいにパックマンが出現する「パックマンフラッシュ」や4ゲームのキャラがこぞって登場する「ナムコレ群」、それぞれのタイトルの演出がそのまま8ビット画面で展開するSPリーチなど見どころ満載となっている。
スペックは小当りRUSHを採用しているが、従来のマシンとは違う異色のゲームフローが特徴。
大当りすると必ず小当りRUSH「ナムコラッシュEX」に突入し、さらに確変が4回ワンセットとなる。ラッシュ中はリミット前でも11%で通常の確変モードに移行することもあるが89回転を当らずに消化すると小当りRUSHに再突入する風変わりな流れが展開。
リミットに到達するとそのまま通常時に戻るパターンがほとんどだが、大当りの一部で電サポ89回転の時短「コンティニューモード」に移行することもある。時短で引き戻すことができればこの場合も小当りRUSHに突入し、確変再セットとなる。
リミット到達後の時短突入振り分けは11%と少ないが、コンティニューモードに入れば引き戻し連チャンの大チャンスとなる。
ただ、基本は90分の1を切る甘い確率で初当りを数多く引く一方で、確変中は大きくハメて出玉を増やすゲーム性。懐かしい演出を楽しみながら腰を据えて打ち込むようなタイプのマシンである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
【注目記事】
■パチスロ6.2号機に「11万発」スペックを完全移植! 終了後は再びAT突入チャンスも!?
■パチンコ新台、ライトタイプで最速・最驚「右打ちALL1,000発」の衝撃作!