甘デジ「2連で5000発」も現実的な爆裂…出玉に特化した衝撃の激荒マシン!!
平和の関連メーカーより発売されたパチンコ台『Pうまい棒4500~10500』が好反響を得ている模様。昔の駄菓子屋にあった10円玉パチンコを連想させる物理ギミックと、大当りすれば最大1万発を獲得できる出玉感が多くのユーザーの遊び心を刺激したのでしょう。
私も本機を打ちにホールへ向かうのですが、いつも満席という状態。設置台数が少ないホールだからかもしれませんが、常に誰かが遊技しているという盛況ぶりです。この手の台を好むユーザーの一人として、早く実戦したいとウズウズしております。
そんな本機を手掛ける平和といえば、先日デビューを果たした新台『Pピンク・レディー 甘デジ』(アムテックス製)も注目すべきマシンです。1/99.9という軽い大当り確率ながら、ヘソ・電チュー問わず当れば50%で「10R・1000発」を獲得可能。そのうえ「100%ST(15回転)+時短」に突入するといいう激アツ仕様となっています。
右打ち中に大当りすれば、時短回数は「50or100回」という引き戻し期待度の高さも光るスペック。ユーザーの間では「甘デジ最高峰スペック」と称賛する声も浮上するほどです。千円あたりのボーダーラインが15~16程度と言われるのも納得の仕上がりでしょう。
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個人的な印象ですが、平和の甘デジスペックは優秀なマシンが多いという感じがします。これまでも多くの台をメインとして打ってきましたが、特に心に残っている機種があるのでご紹介させていただきます。
甘デジながら「16R・2400発+α」の超出玉を現実的な数値で獲得できたCR機。遊びやすくも出玉に特化したスペックで衝撃を受けたのが『CR烈火の炎2 99ver.』です。
大当り確率1/99.9で、初当りの大半(99%)で付与される「時短40回転」にて引き戻せればRUSHとなる突破型。時短中の大当り期待度は約33%とハードルは高めですが、ここを乗り越えた先には超強力な恩恵が待っています。
RUSHは「ST40回+時短50回」で構成されており、電サポ機能も充実。また、右打ち中は25%の振り分けで「16R・2400発+α」を獲得できるという破格のスペックを実現しているのです。
出玉になぜ「+α」が付いているのか。それは本機に搭載されている「バーニングユニット」が、出玉獲得をアシストしているからに他なりません。『ぱちんこ ウルトラマンタロウ2』の「タロウチャッカー」をイメージして頂ければ、分かりやすいでしょうか。
また右打ち中は出玉のロスが極めて少なかったので、出玉がほぼ丸ごと手元に残る点も魅力的でした。2連続で2400発を獲得した際は、それだけで5000発レベルの出玉ですから。他の甘デジでは味わえない興奮と達成感を味わうことができたのです。
しかし、本機には2400発に特化しすぎた故の弱点もあります。右の大当り振り分け75%が「2R・300発+α」という極端に少ない出玉となっているのです。やっとの思いで突入したRUSHが、一度も16Rを引けずに終わってしまう…そんな残酷な展開も少なくありませんでした。
25%のヒキ次第で獲得出玉が大きく異なる激荒マシン。甘デジながらヒリヒリした勝負ができるのが、この『CR烈火の炎2 99ver.』なのです。
Pワールドの調べでは、現在も100店舗以上のホールで設置されている模様(11/16現在)。CR機が完全に撤去される前に、本機にチャレンジしてみるのも一興かもしれません。
(文=堀川茂吉)
<著者プロフィール>
オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。