さらばCR機…「17万発」データも話題のパチンコ激熱シリーズを実戦!!
17万発報告も浮上するなど、抜群の存在感を放っている三共のパチンコ『PF機動戦士ガンダムユニコーン』。ですが、世間では先日リリースされたばかりのスマホアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』が話題になっていますね。
この入りでお気づきの方は多いと思いますが、今回の主役は『ガンダム』シリーズです。私自身は最後の悪あがきをすべく、レトロ台遊技の方を少しだけ控えめにしてホールに出向いては別れを惜しむかのように撤去目前に迫った5号機、CR機を堪能しております。
今回、遊技したのは偶然みつけた『CR機動戦士ガンダムLAST SHOOTING』。思わず「まだ設置している店があったのか!?」と驚きましたが、検索してみると僅か120店舗余り。2016年リリースの台なので既に懐かしい気持ちでした。
この機種自体に特に思い入れがある訳でもないのですが、やはりそこは「初代ガンダム」というコンテンツ。この作品自体に思い入れのある方は多いことでしょう。
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昭和末期にその歴史を変えたとまでいわれるロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』。パチンコとしてリリースされた順番的にも、今後この初代ガンダムのパチンコがリリースされる可能性が限りなく低いと考えれば「ここは打たねば」となった訳です。
設置されていたのは低貸しでしたが、設置台数1台となれば迷わず座るのは当然でしょう。資金面の不安に脅かされることもありませんし、回り具合など全く気にすることもありません。
ジャグラー系はいつも真剣勝負ですが、そもそもパチンコは遊びでしか打たないですからね。適当に座って「当るか軍資金限度まで打つか」のどちらか。もう完全に運試しです。
しかし、ガンダムシリーズも何やかんやで実に多くパチ、スロ化されてきました。パチスロはラスター、山佐、ビスティから。パチンコは全て三共からですが気がつけば「三共=ガンダム」みたいな図式も出来上がっちゃっていますよね。
古くはフィーバーパワフル。最近ではシンフォギアなど他にも多くの人気シリーズを抱える三共ですが、そこはお見事としかいいようがありません。
さて、肝心の遊技の方はといいますと、とにかくあのシーンを見たくて…。ガンダム史に残る名場面であり、アニメ屈指の名シーンとまでいわれるガンダム最終話のあの場面。
そうです。あのガンダムが頭部と左腕を失いライフルを天高く突き上げるシーンです。これさえ見ることができれば、今日はもう実質勝利です。こんな名シーンを役物にしちゃうなんて三共の開発は天才です。
勧善懲悪の物語ばかりだった時代に完全無敵の絶対的主人公が、あのような無惨な姿になるのは本当に衝撃的でしたからね。非常にインパクトのあるラストシーンでした。
冒頭の画像は、その瞬間を激写したものです。もう感動のひとことですよ。そこまでに723回転ハマりましたけど文句なんて何もありません。低貸しですからかすり傷みたいなものです。
『試合には負けたが勝負には勝った』それで良いじゃないですか。そこに大いなるロマンは存在したのです。
旧基準機の撤去まで残すところ本当に1ヶ月余り。
悔いの残らぬように少しでもたとえ僅かな時間でも。
消え去りゆく5号機、CR機を打ちまくりたいと思う今日この頃です。
(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。