パチンコ台の中から「猛毒を持つ危険生物」が!? 仰天…そして衝撃!!
当サイトの記事は全て拝見している私だが、先日『デニス坂本』氏の記事(玉詰まりをして台を開けたら〇〇が詰まっていたというエピソード)を読み、「そういえばウチでも昔あったなー」と思い出した出来事がある。
私が一時期在籍したパチンコ店で、ソレと同じような出来事があったのだ。
そのパチンコ店は、田舎も田舎の大田舎で駐車場横には河川。裏には山林が隣接しているという、大自然あふれる恵まれた立地にある店であった。
もちろん空気はうまい。そんなお素晴らしい環境に置かれた場所だけに、当然周囲には自然の生き物も多く生息している。少し車を走らせれば周りには何もなく、見えるのは果てしなく続く田んぼばかり。本当にそんな場所だった。
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くどいようだが、そんな大自然あふれる場所なだけに思わぬ訪問者に遭遇する機会も非常に多かった。それがお客さん、いや、せめて人間であれば何のことはないのだが…もちろん人間ではない。
キジ鳩が店内を飛び回って右往左往させられたこともあれば、狸が入り込んだことも。さすがに猪や熊が入ってきたことはなかったが、最近の大型野生動物出没関連のニュースを見ていると「田舎の店なら出くわすくらいの可能性は十分にある」と思ってしまう。
鳥や小動物でもパニックになるのだから、猪や熊が入ってきたらどうなることやら…想像しただけでも空恐ろしい。
話を戻すが、そんなお店なのだから虫が入り込むことくらいは日常茶飯事。もちろん風除室はあるのだが外側の扉が自動ドアではなく、押し引きするタイプの手動式なのでお客さんが閉め忘れることもよくあるのだ。
貼り紙をして『扉は必ず閉めて下さい』と書いてはいるものの、高齢者メインのせいか忘れるお客さんも多い。ほとんどは、それが原因なのだが仕方ない部分もあるだろう。
従業員たちには定期的な扉のチェックもさせていたが、それでも完璧というのはやはり無理なのである。
そんなお店でのひとこま。正に『デニス坂本』氏のソレと酷似しているのだが、お客さんから玉が飛ばないよとの声が。すぐさま台を開け確認すると、そこには…何とビックリ!
元気いっぱいなスズメバチが、もがいていたのだ。
そりゃ玉も飛ばないわな。上皿から玉が発車ピストルに運ばれる通路に、蜂が詰まっているんだもの…。
お客さんもビックリの大笑い。その時の様子も、しっかり写真に収めたので是非ご覧になって頂きたい。
田舎では当然のごとく常備されているハチ駆除用のスプレーを念のため噴射し、ピンセットで慎重に取り出すことに成功。見事ミッションクリアとなったのだった。
(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。