「禁断の資金」でパチンコ・パチスロを……ゆとりを持って楽しんでいただきたい
パチンコ、パチスロに熱くなりすぎてしまい、予定していなかった「禁断の資金」に手を出してしまったという経験はないだろうか? ズバリ言うと私にはある。
もちろんそれは遠い遥か昔。学生時代の出来事ではあるが、「使ってはいけないお金」をパチスロにつぎ込んでしまった。僅か数万円程とはいえ、全て失ってしまった経験がある。これだけは本当にヤメておいた方が良い。
とにかく精神的に良くない。詰まるところ、そういったお金に手を付けている時点で負けが込んでいたりして精神状態は崩壊寸前なのだから。そういった精神状態が、更なる悪循環を生む可能性は高いのだ。
私の場合は少額だったこともあり、両親に話して事なきを得た。今考えても情けない話だが、このレベルでは済まなかったケースも多く存在する。
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その種類は様々だが、単純な生活費などの使い込みも非常にしんどいものだ。学費や食費、家賃など、生活費の使い込みで大変なことになった知人にも心当たりがある。
中には禁断のお金で一勝負し、見事勝利する場合もあるだろうが…それは明らかにレアなケースだろう。
追い込まれているような精神状態では判断力も更に鈍るだろうし、完全に運任せの結果になってしまうだろう。そんな『一か八か』の勝負に挑んだ者に『勝利の女神』が微笑む可能性は低いのだから。
最近では遊技機の液晶画面にも表示されるが『パチンコ、パチスロは適度に楽しむ遊び』。ゆとりのあるお金で楽しんでいただきたいものだ。
(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。