パチンコ「199の金字塔」シリーズ最高傑作が話題! 超ヒットメーカー熱狂を巻き起こしたマシンを振り返り!!
『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱』(SANKYO)
いよいよあのタイトルの最新作がリリースされる運びとなった。近年のSANKYOにおける大躍進、そのスタートとなった『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズ最新作『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱』の先行映像が公開されたのである。
「シリーズ最高傑作」と満を持しての登場。「黄金纏うRUSH」など「磨き上げれたゲーム性」で、ハイミドル全盛の時代に風穴を開ける一台となりそうだ。「199の金字塔」として初代のような熱狂を生み出すのではないだろうか。
ライトミドルながら高い出玉性能も人気を後押しした『シンフォギア』。このように、スペック性によって新たな時代を感じさせる機種を数多く輩出したのがSANKYOというメーカーである。なぜなら、規則や内規が変更される際にその対応機種の第一弾を出すからである。
その意味において、最初に熱狂を巻き起こしたマシンは『CRフィーバーゼウス』ではないだろうか。
「制限のない連チャン」を味わおうと多くのファンが…
パチンコの暗黒期として有名な「5回リミッター時代」が存在したが、その夜明けに登場した機種になる。つまり、5回リミッター解除の一発目。
大当り確率が1/315で確変突入率50%、リミットは以前設けられていたがその回数は222回と実質的には撤廃されたも同然である。いまこうしてスペックを確認するとなんとも平凡な、それどころか現在の基準では物足りなさ満開の性能ではあるが、当時はやっとリミッターがなくなったかと歓喜の嵐。
制限のない連チャンを味わおうと多くのファンがこの「普通のスペック」を打とうとホールに押し寄せたのである。兄弟機には大当り確率が1/221.5のライトミドルと大当り確率が1/204.5の現金機があったが、ミドルタイプがファンから好まれていたような印象だ。
その後、『CR海物語3』や『CRルパン三世』のリミッターなしバージョンなども登場。体感機による攻略の影響に伴った撤去などで人気が下火になったが、バランスのよい演出など、総じて評価の高い秀作として歴史に名を刻んだマシンである。
その演出は「グラディウス」などのシューティングゲームをモチーフにした内容で、自キャラとなる戦闘機がパネル図柄に攻撃して大当りを狙うもの。UFOが出現したり、戦闘機がロボ化したりすれば激アツになるなどメリハリの効いた予告が良い刺激を与える。
一方、リーチはワープ系・モーフィング系・ブラックホール系・テイクオフ系・スターダスト系・ファイナルアタック系といったSPパターンを搭載。変に煽らないいい意味で抑制されたシンプルな構成の演出が展開する。
業界初となる32bitで描かれた美麗なグラフィックと未来感のあるデザインから、新たな時代の幕開けを感じたものである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
【注目記事】
■甘デジ新台もっと遊べる「新時短システム」を楽しんできた!! 【たなみの新台の良いところ見っけ隊】
■パチスロ「意外な所に期待値」が!? 狙える6号機ランキング最新版
■パチスロ6号機で再臨した爆裂機で「万枚」!? 衝撃の動画が登場!!