マニア垂涎のラインナップ… パチンコ「レトロ台の聖地」へ突撃!
先日は、岡山県にOPENしたばかりのレトロ台専門スロゲーセン『ガラパゴス』をご紹介させていただきましたが、今回は広島市内にあるレトロパチンコゲームセンター・広島ホールに行く機会がありましたのでご紹介させていただきます。
いやー本当に感無量です。そして広い。『ガラパゴス』や東京上野の有名店『殿堂』などはパチスロ専門店として営業していた頃の設備をそのまま流用していますが、こちらは広島市内中心部にある商業ビルの1フロアを使って営業しています。
とても新鮮ですし不思議な空間ですが、これをゼロから創り上げたというのだから驚きです。オーナーさんの情熱の賜物ですね。ちなみに、こういった施設は広島では前例がなかったため、営業するための許可取りにも大変苦労されたそうです。
それにしてもマニア垂涎のラインナップ。私がパチンコを覚えたころによく打っていた羽根モノやデジパチはもちろんのこと、知らない台もたくさんありました。その貴重な台はすべて、オーナーさんが30年以上も大切に保管していたそうです。
レトロ台専門店が世に登場してからまだ10数年ですが、オーナーさんには20年以上前から同じような構想があったとか。オープンから2年近く経ちますが、それまでの準備期間に3年もかかったそうです。
店内に入ってみると、色々と凝っているのがよ~く分かります。ファンファーレが流れながら回転するパトランプや、大当り回数の札もあり。もちろん大当りすると店員さんが札をめくってくれますが、こうした光景はまさに昭和のパチンコ店そのものです。
ちなみに、その差し札は当時の現物がほとんど残っておらず、わざわざ「手作りした」とのことですから、徹底したこだわりぶりです。
土曜日だったということもあり多くのお客さんで賑わっていましたが、オーナーさんは本業の傍ら毎日ホールにも顔を出されているとのこと。レトロ台に対する愛情はもちろん、それを遊技するお客さんの姿を見るのも楽しんでいる…とても嬉しそうな、そんな表情をされていました。
パチスロに関しては他のスロゲーセンで遊技した機種が多かったため、今回はパチンコを遊技。羽根モノ系をメインに、打ちたかった機種を存分に楽しみことができました。
30年前のパチンコ台をここで遊技できるとは、本当に夢のような時間でしたね。それこそパチンコを覚え始めたあの頃のような気持ちになりました。ちなみに、パチンコ(全38台)はかなり古い台が中心ですが、パチスロ(全35台)は1号機から4号機までと幅広く設置されています。
その他には、社会現象にまでなったインベーダーゲームなど、懐かしいアーケードゲームも10台以上設置。短い時間でしたが存分に堪能させていだきました。
一時的なブームもあって多くのレトロ台専門店がオープンしたものの、運営自体の難しさなどから廃業を余儀なくされた店舗さんも少なくありません。
台が古すぎる故に部品の換えなどあるわけもなく、日々のメンテナンスが欠かせないようですが、同じレトロ台愛好家の有志たちが部品を提供してくれることもあるそう。
今後は、その有志の方が所持している貴重なレア台を貸し出しして設置する計画もあるのだとか。こういった繋がりって本当に大事ですよね。どんなレア台が入るのか待ち遠しいです。
そういうわけで、必ずまた行きたいと思います。オーナーさんも大変でしょうけど、頑張ってください。ずっと応援し続けます。皆さんも機会があればぜひ足を運んでみてください。最高のホールです。
Twitter:レトロパチンコゲームセンター広島ホール(@hiroshima_hall)
公式HP:こちらから