パチンコ爆裂必至の「怪物SPEC」!? 激アツ新台を発表メーカー過去作を振り返る
大注目のパチンコ新台が始動
コナミアミューズメントはパチンコ最新機種となる『ぱちんこGⅠ優駿(ダービー)倶楽部2 超限界突破』のティザー映像を自身のYou Tube公式チャンネルにアップし、全世界に向けて公開した。同タイトルはパチスロで人気を博したコンテンツで、前作にて初のパチンコ化、そしてそのシリーズ機として本作が登場する運びとなった。
初代では16ゲーム継続する超先読みゾーンやST+小当りRUSHなど特徴的なゲーム性を有していたが、本機は出玉性能にこだわった作りとなっているようで、『超限界突破』の「怪物SPEC」と堂々と謳っていることからも自信がうかがえる。
連チャンモードとなる「G1ロード」への突入率が70%、上位モードとなる「凱旋ロード」の継続率が約83%、大当りはオール1500発で、そのうちの27%は3000発以上の出玉を獲得できる「限界突破BONUS演出」を搭載。どれも既存のパチンコ機における限界を突破している陣容でお届けだ。
しかも、これほどのスペックを有しながらなんと大当り確率は1/219。「衝撃の超強ライトミドル」と銘打たれている。前身機から装いも新たに登場するこの『ぱちんこGⅠ優駿倶楽部2 超限界突破』、P機のポテンシャルをまた突破してくるようなスペックとなっている。
このように、コナミアミューズメントといえば前身がパチスロメーカーの「高砂電器産業」であることからパチスロをモチーフにしたり、パチスロのタイトルをパチンコに移植するような機械が多くある印象だが、もちろん一般的なタイアップマシンもこれまでに導入されてきた。
過去には人気芸人とのタイアップ機をリリース
特に印象に残る機種となるのは『CRやばいよ哲っちゃん』。ご存知、リアクション芸の第一人者である出川哲朗を起用したパチンコ機だ。
本機が発売されたのは約15年前で、いまのように好感度が高い人気タレントではなく、「切れたナイフ」を自称していた男性受けしかしない芸風で「抱かれたくないタレント」において殿堂入りを果たすようなキャラだった時代の彼なのである。
もしかすると、出川哲朗という芸人の立ち位置やイメージを自身と重ね合わせたアビリット(高砂)の自虐的なボケを表現してた、と見るのは行き過ぎた発想だろうか。
この挑戦的なタイアップとは裏腹に、スペックはいたってノーマルな次回大当り確定の確変ループタイプに時短100回転が付与される王道のゲーム性だが、どんな場面からもハリセン役物が作動して出川の名言(迷言)が飛び出すと突入する2ラウンド突確「哲朗チャンス」がアクセントとしての役割を果たしていた。
また、チャレンジ演出に失敗しても「罰ゲーム」に発展すればチャンスが継続されるというゲームフローはよく考えられたもので、出川哲朗の芸風をパチンコの演出に落とし込んだ秀逸な演出といえよう。
業界のパワーが衰えてきた象徴なのか、アニメの版権マシンは隆盛を誇っているが芸能人タイアップの機種は非常に少なくなってきている印象もある。特に、単体でメインを張るような内容のものはほとんど見当たらないので、いまや貴重な存在のパチンコ台である。