『北斗の拳7』導入1週間で見えた「答え」は? ユーザーの反応から考える今後の展望
時代が経つにつれ「代わり映えがしない」という意見も目立つようになっていた本シリーズ。台を重ねるごとに、若干の不安が生まれていたのも事実だ。
しかし伝統的な予告を継承しつつも、新ギミック・演出を大幅に追加。シリーズ初「修羅の国ステージ」や「確変バトル」には革新的システムが搭載されるなど、”変化”は感じられる仕上がりだ。その点を評価しているユーザーも多いはずである。
この”勢い”は継続するのか? その問いに答える際に無視できないのは「16Rのハードルが高い」という意見だ。
「初当たりは4Rですが、電チュー経由の大当たり(出玉あり)は必ず16Rと一撃性は高いですよ。北斗らしいともいえるんですが、その半面ヘソで4R通常を引けば時短はたったの7回転しかありません。電チューの35%も出玉なしですからね。
まさに天国と地獄。大量出玉獲得の流れは分かりやすいですけど、その点を『16Rのハードルが高すぎる』『もう少しバランスを考えて欲しい』と感じたユーザーも多いようです。そのように考えているユーザーが増えれば、自然と稼働は下がってしまうかもしれません」(記者)
長期稼働を記録するためには、旧MAXのような一撃性が必須と考えられている。その考えが正しいのであれば、その一撃性を実現すべく開発された『北斗の拳7』の”勢い”は衰えないはずだ。
しかし「基準内で最大限まで尖らせた」スペックに対し、不満の声も上がっていることも事実。今回の『北斗の拳7』のスペックが、正解とはいえないのかもしれない。
いずれにせよ、大半のホールがメインで扱うであろう『北斗の拳7』の稼働状況は極めて重要なものになるということだ。