パチンコP機“ド派手”に負ける理由は〇〇にあり?
CR機より勝ちも負けも“ド派手”その理由は〇〇にあり?
どう考えたってCR機よりP機の方が投資スピードは速い。
CR機と同じ大当り確率なのに投資スピードに違いを感じるのは何か謎があるはず。
そして勝ちも負けもとにかく“ド派手”といった印象。右打ちがド派手なのはスペックを見れば分かるが、なぜ負け方もド派手になってしまう傾向にあるのか。
大半のP機は、せっかく1/319を当てても50%がとれなければ少量の出玉で終わってしまう。CR機ではダメでも1000発以上の出玉を貰える機種が多かったが、現行機では450玉…というのも普通。投資が止まらないわけである。
演出とヘソ賞球も投資を速めている原因?
ヘソ賞球とはヘソに1玉入った時に何玉か返ってくるのもの。P機のメイン機種『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』(ビスティ)のヘソ賞球は1、それに比べてCR機のメイン機種であった『ぱちんこCR 真・北斗無双』(サミー)のヘソ賞球は3である。
ヘソ賞球1とヘソ賞球3を比べると圧倒的に玉持ちが違う。しかもエヴァ15を筆頭に通常時の演出がシンプルになっている。北斗無双は、当らない演出であっても擬似3やエピソードリーチに発展することが多かった。
その度に筆者はハンドルから手を離していたので、当らなくても投資スピードは緩やかだったのである。それに比べてP機は無駄なリーチが少ない故に保留がすぐに消化され、ハンドルを離す暇が中々ない。即ち大当りまでの投資がCR機と比べて嵩むのである。
今思い返してみれば長く遊べていたCR機。
私が好きなCR機は『シンフォギア』であったが、これはヘソ賞球がなんと4。しかもボーダーが高く、お店側も大切に扱ってくれていた。「よく少ない投資で遊べてたな」と思っていたが、そういうカラクリがあったのである。しかも演出バランスもそこそこ良かった。手紙が出れば、とりあえずハンドルから手を離すなど液晶を見る時間も長かったのである。
ヘソ賞球は勝ち負けに関係ない?
実を言うとボーダーさえ守っていればヘソ賞球は1も3も変わらない。しかし、どうしても確率というのは短時間では収束せず、投資スピードが遅いCR機と比べて勝てないと思い込むものなのである。
お店側もヘソ賞球1の扱いは難しいときく。ヘソはゲームセンター並みに空いているのに何故か回らない、保留は常にマックスなのに何故かボーダーを下回る。CR機とは違った見方が大事になっているのだ。
「パチンコは勝てる」と口にする人は多いが、P機で安定して勝てている人はどれだけいるのだろうか。もちろん、ヘソ賞球1のおかげで荒い機種も出せている。とはいえ『海物語』以外にも安定して遊べる機種が出て欲しいとも思ってしまうのであった。