ミドル並みの出玉性能を持つ「神甘デジ」で悲願の”万撃”を狙う!!
10万発も出した「神甘デジ」で悲願の万撃を狙う
甘デジパワータイプに降臨した現人神Daiichiの『P神・天才バカボン~甘神SPEC~』。甘デジながら10万発出玉を達成したと大きな話題にもなっている本機は、まさに万撃チャレンジのために登場したような機種である。
これで万撃できなければ、どのマシンでも達成できないのではないかといっても過言ではないほどの出玉性能だ。とにかく上位RUSHにさえ突入させれば1万発なんて簡単なお仕事だろう。必勝を期しての挑戦だ。
とはいえ、「神鬼RUSH」への道のりはそう簡単ではない。まず、引き弱の町男に襲いかかったのが、最初も最初の「鬼RUSH」への突入である。ヘソ抽選時の72%という高い割合で時短30回+残保留4個の通常RUSHに入れるのだが、このほぼ3/4がなかなか引けないというとんでもない事態が発生。5回の初当り中、なんと3回もこのはじめのハードルでつまずいてしまったのである。
これで急激に成功率が低下してしまったが、そこは『甘神SPEC』。一発逆転サヨナラ満塁ホームランを全然狙えるスペックなので、もうそこに集中するのみである。というか、それしかない。
しかし…そこへ辿り着くまでの道のりはなかなか険しい
ようやく「鬼RUSH」に入れたのだが、ここからの壁も相当にぶ厚い。まず34回転で1/44.8をモノにしなくてはならない。その期待値約53.6%とけっして楽観できる数値ではない。
さらに獲得した大当りで1/3、約33%の振り分けを引き当てる必要がある。「鬼RUSH」のループ率が50%ほどだということを考慮すると、継続した場合は一発で仕留めないとならないだろう。
しかし、最初の「鬼RUSH」チャレンジは見事に失敗。34回転で一度もテンパイすることなく華麗に電サポモードをすり抜けていったのである。
ラストチャンス。初当りでは当たり前に偶数図柄が揃う町男だが、このときばかりは意地で赤図柄を停止させ「鬼RUSH」に入れ込むことに成功した。さらに、無常にも「疾風!マルチモード」で連チャンさせることができずにジ・エンドかと思ったそのとき…。
まさかの残保留で“奇跡の引き戻し”を見せたのである。
「イケイケ」の流れに乗ってこのまま一発万撃達成か?
首の皮一枚でなんとか生き残ったことで希望をつなぎとめたことが幸いし、2回目の「鬼RUSH」で再び連チャンさせると、この大当りが見事に「極限覚醒BONUS」へと昇格。「超特訓」経由で執念の「神鬼RUSH」突入を果たしたのだ。
ところが、連チャンを1回上乗せしたところであとが続かずにRUSH終了。結局7000発表示でチャレンジが終了してしまった。
85%超のループ率なのでもう少し連チャンしてほしかったが、上位RUSHの威力は評判通り。問題なのは最初の72%の「鬼RUSH」をなかなか入れられなかったことだろう。出だしでつまづいていては、ゴールは遠のくばかりである。