新台「人気スマホゲーム」「美人タレント」タイアップ機への期待は薄い? ユーザーからは「ソコではない」との声も
「近年はタイアップ機が主流といえますが『せっかくのタイアップを活かしきれていない』『コンテンツの良さが半減している気が……』という声が目立ちます。興味はあるものの、遊戯してみて『期待はずれだった』と思うユーザーが多いようですね。
新規ユーザーを獲得しやすいというメリットはありますが、特にパチンコに関して一部ユーザーの間で『無理にタイアップ機を出さなくても……』という声が存在しているのは事実です。
近年のパチンコに見られる『激アツ演出の空気化』や『ST確変への拒絶反応』などの不満も重なって『このままでは人口が減る一方では?』と不安視する方もいるようですよ。
そのような状況で目立つのは『昔のような環境』を求める声ですね。デジタルだけの機種以外に、一発台や権利物も増やして欲しいと考えるユーザーは存在します。
もちろんこれは、新基準機を否定する声だといえるでしょう。しかし、規制によって低射幸性営業を主張していく業界にとって貴重な意見であることは間違いありません。『ギャンブル性は高くなくとも楽しめる台を遊戯したい』との声を大事にすべきでしょうね」(記者)
「出玉感」ではなく「遊びやすさ」を主張する動きが求められるパチンコ・パチスロ新時代。重要なのは「打つことが楽しい」と思える機種を作成する流れの確立だ。
そのような時代に、メーカーを始めとしたパチンコ業界の人間は何をするべきなのか?ギャンブル性の抑えられた状況で叫ばれている「ユーザーの声」を活かせるかが重要になることは明らかだろう。