【SANKYO新台】覇権獲得に早くも黄色信号!? 注目度は今年最大級、賛否両論が渦巻く『ガンダムSEED』をジャッジ!!
”覇権獲得”が義務づけられたような超エリート台?
【新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、今年一番級の大注目マシンとしてファンからアツい視線を送られる『ガンダム』シリーズ最新作。覇権マシンとなった『ユニコーン』や『エヴァ15』に続く機種となることができるか。『Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED』だ。
お盆商戦はもちろん、今年1年を見ても、ここまで特大の期待を一身に受けているマシンも久しぶりだろう。覇権を取ることが義務づけられたような超エリート台といっても過言ではないし、パチンコの盛り上がりを左右する機種でもあるのだ。
スペックやゲーム性は王道系。約81%継続のRUSHでオール1500発以上の出玉を獲得でき、ヘソで20%、右打ち中でも15%の3000発出玉割合を持つ。
RUSH(ストライクRUSH)は120回転のSTがベースになっているが、10000回転の次回継続濃厚フラグ(フリーダムHYPER)も存在し、上位モードと合わせて継続率が約81%になる。ST120回単独のループ率は約76.2%だ。
ちなみに、公式サイトやその他メディアで「ST」表記されているが、実際は1種2種混合機なので確変ではない。また、通常の特図2抽選ではなく、普通図柄変動を利用した抽選方式で、RUSHの実質大当り確率は約1/84.0になっている(特図2(電チュー)の大当り確率は1/1)。
内部的な仕様は独自性があるが、ゲームの流れや打感的には『ガンダムユニコーン』より『エヴァ15』に近い。初当り後は必ず電サポモードに突入するところも似ているが、本機の時短100回(ストライクチャレンジ)は、前述の普図抽選を採用していることから、通常の大当り確率ではなく、実質確率が1/601.3とかなり低いなかでのチャレンジとなっているのだ。
「ストライクチャレンジ」中の引き戻し期待度は約15.3%。直撃となるヘソ抽選での振り分け60%を合わせると、トータルのRUSH突入率は約66%になる。
総合的な評価は「賛否両論」の様子
このように『エヴァ15』っぽい側面もあれば、3000発ボーナスや高速RUSHといった要素は『ユニコーン』的であり、本機は良いところどりのハイブリッドといった印象になるかもしれない。
もちろん、出玉性能では両覇権マシンに勝るとも劣らず、大爆発報告も多数存在する。「20連オーバーで40000発超え」「終日で40000発弱獲得」など、期待通りの出玉を展開している。
しかし、総合的な評価は賛否両論渦巻いており、安心盤石の天下取り体制とは言えないようだ。期待を一身に背負った大型マシンだけに、「即通路」なんて事態になれば目も当てられない。今後の動向を注視したい。