【パチンコ名機】約1/5突破で「ALL1755発の強烈RUSH」搭載…“激アツ要素”は他にも!!
出玉感を重視した「強ライトミドル」を振り返る
『CRハチワンダイバー』は、2017年にタイヨーエレックからリリースされたライトミドルマシンです。「ハチワン」は数字の81で、9×9の将棋盤を表しており、将棋を題材にしたマンガがモチーフとなっています。
当時としてはまだ主流となっていない1種2種混合機で、大当り確率が約1/239.2の強ライトミドル。初当りの50%でRUSHに突入するなど『CR AKB』的な要素が垣間見えるのが時代でしょうか。
ただ、RUSHは少し特殊な仕様で、初回は99回転の時短が付き、次回大当り濃厚のループ式ですが、2回目以降は時短5回転で連チャンを狙うゲーム性へと変化。RUSHの仕組みは同じグループであるサミーの『CR七つの大罪』のようでもあります。
連チャン性能が微妙だと感じますが、じつは右打ち中の大当りはすべて15ラウンドと出玉感を重視したRUSHタイプなのです。賞球が13個でカウントが9なのでフルフルの出玉ではありませんが、それでも1755発を獲得できるようになっています。普通にP機より上です。
強力な出玉感より「アツい」のは…
このようにアツいバトルとたっぷりの出玉を味わえるのですが、何より激アツなのはミッシェルガンエレファントの楽曲を聞くことができる点にほかなりません。
パチンコ打ちながらミッシェルが聴けるなんて最高じゃないですか。ちなみに、通常時でもリーチ発生でイントロが流れるなど粋な作りになっています。
なんでミッシェルが使われているのか。原作はアニメ化されておらず、映像としては実写ドラマだけになります。その実写ドラマも主題歌は新垣結衣が担当するなど、将棋というテーマとも離れた音楽のように感じますが…。
じつはマンガのほうでミッシェルガンエレファントの曲を聞くと性格が豹変するキャラがいまして、そこから来ているのでしょう。
ただ、機種ページのキャラ紹介ではその右角は登場しないので、ただ単に開発者にミッシェル好きがいるんじゃないかと思ったり思わなかったり。CR機ですからもう二度と打つことができませんので続編出してくれないでしょうか。
余談ですが、私、近ごろ誕生日を迎えたんですが、あのときthe birthdayを生で聴ける機会があって本当によかったです。「世界の終わり」が来ても、あなたの音楽が廃れることはありません。あなたの「LOVE ROCKETS」を喰らえて幸せです。