パチンコ名機『大ヤマト2』が奇跡的「連勝記録」を止めた? ロベルト竜馬を救ったのは強烈すぎる謎の大連チャン
学生時代、もっともハマった遊びは麻雀であった。初めのうちは連戦連敗だったが、徐々にその数も減ってくる。経験を積みレベルが上がったことはあるだろう。ただ、もっとも大きかったことは「自身のヒキ」が強いということだった。
もちろん論理的な思考能力を持ったプレイができなければ、長期スパンで勝つことは不可能だろう。しかし麻雀は、運(ヒキ)さえよければ初心者がプロに勝つことも珍しくないゲーム。対戦相手の腕が自分より上だとしても、「ヒキ」でねじ伏せることも可能なのだ。
一晩で役満を2回上がった事もしばしば。一撃で仕留めるスタイルを貫き、勝利を積み重ねていった。
そんな私に、麻雀を超える快感を味あわせてくれた遊びが現れる。私の「ヒキ」に注目した友人が勧めてきたパチンコ・パチスロだ。
初打ちでは500円が一瞬で8枚の万札へ。この快感は、これまで味わったものとは別物だった。パチンコに完全に心を奪われる。主戦場をパチンコ屋に移すことになった。
そんな私の元へビッグウェーブが訪れた。パチンコにハマって5年ほど経った時だっただろうか。異常なまでに勝利する日々が続いたのだ。「これは運気を下げないためにも行き続けた方がいい」そのように考えた私は、仕事帰りもホールへと向かった。
用事がある日も何とか時間を作り打ち続け、勝利を積み重ねることに成功していたのだ。勝ち額に大小はあったが確実にプラスを確保。連勝記録は60日を越えようとしている。この時のヒキは本当に神がかっていた。「一生負けないのでは?」と錯覚するほどの剛腕ぶりだったのである。