パチンコホールの店内に「フェラーリ」「ハーレー」「 巨大水槽」が!? 度肝を抜かれる“バブル時代”の展示物たち
先日のこと。たまたま通りかかった地方都市のある場所で、超大手パチンコ店のダイナムを見かけたのですが、本当にシンプルな造りですよね。地元には近隣にないので数年ぶりに見かけたダイナムは非常に新鮮に映りました。
「木造ローコスト標準店舗」。店舗デザインの統一化によりコスト低減、工期短縮を実現し出店を加速させていったことは有名な話ですが、ホール数も400を超え現在は業界イチの店舗数を誇るチェーンへと成長しました。
パチンコの”バブル時代”
でも昔はそれとは真逆。最近では見かけなくなりましたが、パチンコ店が絶好調だった頃にはこれでもかというくらい内外装にお金をかけたり、ド派手で高価な展示物を飾ったりするホールも少なくありませんでした。
パチンコのバブル時代とでもいいましょうか。実際のバブル期よりは少し後だったと思いますが、1990年代は特に多かったような気がしますし、2000年代に入ってからもチラホラ。
私が実際に見かけたモノでは、グランドオープン時にかの高級スポーツカー「フェラーリ」を展示していたホールがありました。同じく乗り物ではバイクの「ハーレーダビッドソン」あたりは数回見かけた気がします。
ホールオーナーの私物とかだったのですかね。同じチェーン店だったような気もしますが、とりあえず珍しいので一度は近くまで見に行きますし、実際に見ると「おぉっ!」とはなりますがそれだけですよね。もらえるわけではありませんし(笑)。
そういった展示物は一定期間が経てば撤去されるのですが、それよりも度肝を抜かれたのが「巨大水槽」です。熱帯魚の泳ぐ水槽程度だと現在もあるようですが、高級そうなアロワナだったり、小型のサメなんかが泳いでいる水槽もありましたからね。
それは決して大袈裟でなく本当にちょっとした水族館レベルでしたから話題にもなりました。ちなみにそのホールはいまだに存在しています。巨大水槽は撤去されましたが、そのスペースに遊技台が増設され現在も稼働絶好調なのですから立派なものですよね。
意図がわからない展示物も
他には有名な画家の絵画を展示したり、景品として販売しているわけではないのですが、エルメスやルイ・ヴィトン、シャネルなど高級ブランドのバッグや小物を展示しているホールもありました。
想像するにオーナーの奥さんの趣味とかだったのですかね。さすがにまったく意図が分かりませんでしたが、持っているだけで使用しないモノだったりしたのか、とにかく派手にやりたかったんでしょうかね。
というわけで、バブル時代のド派手な展示物についてお伝えしましたが、残念ながら携帯電話にはまだカメラ機能がなかったので写真は残っておりません。今後このようなホールが出現することは考えにくいですが、もし出現すればSNSにも上がりまくりでしょうね。
仕方ないので代わりに私が持っているフェラーリの写真でも貼っておきますね。