パチンコ新台・驚愕「純増33個」を実現!? 「反則級」爆裂機の登場で「小当りラッシュ」へ影響が?
1月に導入された『CRぱちんこGANTZ』(OK!!)によって、注目を浴びた「小当りラッシュ」。確変中にハマればハマるほど出玉を増やせる「画期的な出玉増加システム」は、ユーザーの心を掴むことに成功した。
新基準機のネックである継続率65%に左右される事なく大きく出玉を増やすことが可能な「小当りラッシュ」は、現在のパチンコ界における主流と言っても大袈裟ではないだろう。
そんな「小当りラッシュ」の常識を覆す”反則級”爆裂機が10月16日に登場予定。「一撃で万発も余裕?」「パチスロ以上の純増を実現か!?」との声が上がっている『CR桃剣斬鬼 あたし!鬼にはめっぽう強いんですぅ』(西陣)が超話題だ。
『CR桃剣斬鬼』
■大当たり確率:1/319.69→1/71.23
■確変割合:65%
■時短:100回
■特徴:小当りラッシュ中→1/1.01で当選
西陣の人気コンテンツ『モモキュンソード』シリーズの最新作。最大の特徴は「ヒキの弱さ」に特化したゲーム性だ。小当りによる出玉増加を狙う「激鬼7ラッシュ」突入がカギを握る。
確変「激鬼7ラッシュ」中は「いかに大当たりを引かないか」が重要。大当りを引くまで小当り(1/1.01)が連続し出玉を増加していく。確変中の大当り確率も1/71.23と次回の大当たりまで長いため、1回で大量出玉の獲得も可能だ。
そんな「激鬼7ラッシュ」へは、初当たり後のほとんどで移行する電サポ100回「鬼SEG道」中の桃子登場か「PREMIUM 7 RUSH BONUS」を引くことで突入。突入時の期待出玉は約2,000個となっている。
「夢の純増を実現した」と評される『CR桃剣斬鬼』。この破壊力は、大当たりの一部で「2400発+確変+小当たり」を実現した『GANTZ』を超えたとも言っても大袈裟ではない。熱視線を浴びていることも納得だが、その反則級の出玉性能に不安を覚えている関係者もいるようだ。
「超確変へ突入までのハードルが高い点は気になるところですが、”純増33個”との情報も上がっている出玉性能は夢がありすぎますよね。一撃性は間違いなく最強クラスですから、その辺に惹かれるユーザーは多いでしょう。大旋風を巻き起こす可能性は高いと思います。
しかし心配な面もありますね。すべての確変当たりに小当りラッシュが付く『レディー・ガガ』もそうですが、荒い台が生まれる傾向であることは気になります。小当りラッシュは認められているシステムですが、このようなレベルまで行くと規制されてしまうかもしれません。仮に小当りラッシュが規制を受けるようなことになれば、パチンコからヒットを出すのは難しいでしょう」(パチンコライター)
来年の2月からは一般的な遊技時間(4時間)での儲けを、上限5万円にする規制が施行されるパチンコ業界。時代は時間消費型娯楽という「パチンコ本来の姿」への回帰に向かって動き出している。
そのような視点から考えれば『CR桃剣斬鬼』のような台は、時代に逆行しているとも言えるだろう。そのような機種の登場によって「小当りラッシュへ規制が掛かるのでは?」との声が上がることも当然かもしれない。「小当りラッシュ時代」へ突入したパチンコ業界の運命は……。