パチスロ「甘すぎて稼働停止」⁉ 話題の新台早くも危機……打つなら今!!
6号機『S押忍!サラリーマン番長2A2』が検定を通過したことで話題沸騰中の大都技研。このメーカーが手掛ける機種はいつもユーザーに注目される運命にあるようだ。
今回話題となっているのは『いろはに愛姫』である。2020年3月2日に導入され、パチスロにおける新たな概念「知識介入」によって出玉率が変動する仕様が注目を浴びた。
そんな本機の「撤去や稼働停止が始まっている」という話が出てきているのだ。導入から半月足らず……いったい何が起きているのだろうか。
某大型チェーンのホールはグループ全体で本機を稼働停止にしているようでTwitter上では、その様子の画像が出回っている。更に九州のとあるホールは本機の稼働停止を宣言する事態にもなった。
本機は4段階設定ではあるものの、従来の「数字が大きいほど出玉率が高い」という形式をとっていない。設定は「左」「中」「右」「6」の4つ、例えば設定「左」であれば「押し順当て」が発生した時に「左1st」が正解しやすいという仕様だ。
この「押し順当て」で「どの押し順が正解しやすいのか」を予想しながら打ち進めていくことで「設定看破」に繋がることになる。これが「知識介入」の詳細である。看破の出玉率は設定「左」「中」「右」共に約104%という『パチスロ ディスクアップ』を超える性能を誇る。
「全国的な出玉データでは機械割が『約102%』になっているみたいです。ディスクアップのホール割はギリギリ100%を超えない程度、それに対して愛姫は完全にホールが負けてしまっています。扱いが難しい機種であることは間違いないですね」(パチスロ記者)
以前も「甘すぎる機種」の登場で同様の騒ぎが発生したことがある。2011年1月11日にサミーよりリリースされた『パチスロ サクラ大戦3』がそれだ。
本機は「設計よりも出玉率が高い」ということが発覚し、早いところは導入2日目で稼働停止になったホールもあった。
その後にもタイヨーエレックよりリリースされた『パチスロ仮面ライダー UNLIMITED』も「甘すぎる」ということで早々にホールから消えていった。
本機は『パチスロ サクラ大戦3』ほどではなかったが「利益が取れない」と嘆くホールが多かったようだ。