パチスロ積極的に「最低設定」を狙い撃ち!?【濱マモルの のほほんコラム~最低設定~】
パチスロライターという職業柄、メーカーさんにお邪魔して新台を試打させていただけることがある。パチスロ好きだけに、これはいつになってもワクワクする仕事。同行人とキャッキャキャッキャとはしゃぎながらレバーを叩いているが、そんな試打において、アタシにはひとつのこだわりがある。それは、可能な限り「最低設定を打つ」ということだ。
ご存じの通り、ホールは最低設定が大半だ。もちろん、ひとつでも上の設定を目指して立ち回っているものの、誤ってトラップに引っかかってしまうことも多々ある。そんな時、最低設定の挙動をあらかじめ知っていれば安心。「これは試打の時と同じ感覚」と、即座にヤメることができるのである。
何事も経験だ。一度でもぼったくりキャバの被害にあえば、次回以降、キャッチのにーちゃんの言動から「この店は怪しい」と察知できるようになるが、被害額を考えると授業料としては高額過ぎる。
その点、メーカーさんの試打はお金がかからないわけなのだから、ラッキーラッキー超ラッキー。言うまでもなく各種攻略ポイントやアツい場面など記事作成に役立つ情報を収集しつつ、身銭を削ることなく体に沁み込ませられるのである。ホント、ありがたい限りでございます。
先日、狙い台の『プレミアムハナハナ』が残念ながら低設定挙動で、その後、『猛獣王』の天井狙いを2回試みるも微々たるコイン獲得で失敗、「もう帰宅して飲んでしまおうか」と思った夕刻に、2箱分のコインを吐き出したシェイク3サイドAが空き台になった。
過去、コイツの最低設定も試打済み。RTのヒキにも左右されるとはいえ、基本的には下降線を辿る挙動なわけだが、コイツは右肩上がり。見たことのないグラフだけに、アタシは物は試しとばかりに着席した。
「これは違う」。リズミカルに揃うベルと、頻繁に成立するチェリーやスイカ。ボーナスも軽快に揃い続け、明らかに試打の時や、その後にホールで数回打った時とは違う反応なのである。