パチスロ界の超大物たちが「撤去」……「12月のパチンコ対象」は? あなたなら何を打つ??
とうとうやってきてしまった2019年12月である。
みなさんご存知のように、長くパチスロ市場を牽引してきた大物パチスロ機がいよいよ撤去されるのである。
『バジリスク甲賀忍法帖 絆』『アナザーゴッドハーデス奪われたZEUSver』『パチスロモンスターハンター月下雷鳴』と、その陣容をみれば、まるで闘魂三銃士が桃園の誓いよろしく、同年同月に同時引退するようなものである。
当然業界にとってもファンにとっても由々しき事態ではあるのだが、もう決まったことだし、実際に撤去されるので、そんなことは言っても始まらないのである。さよなら打ちをするもよし、思い出を語り合うもよし、名機たちの餞別として盛大に送り出すしかない。
とはいったものの。パチスロに比べるとパチンコの12月認定検定切れ機種は粒が揃っていないというかショボ……、タイトル的な物足りなさは否めない。特に一刻の猶予も許されない認定切れ機種に関しては、もうすでに市場淘汰されている機種も少なくないのである。
では、6年前の2013年12月に検定を通過した機種をみてみよう。
一応、あらためてここで触れておくと、保通協の試験をクリアした機種に対して販売、設置していいよと認める「検定」の期間が3年、検定が切れた後にホールが有効期間の延長を申し出る「認定」が同じく3年の期間となる。
つまりパチンコ・パチスロ台が検定を通過してホールに設置できる最長期間が6年間になるわけだ。だから、6年経った機械は撤去となるのである。
さて、話を元に戻して、2013年12月検定通過機種、そのラインナップは以下の通り。
・CRダービースタリオン(RR・Y/ZZ・Y)
・CRモンスターハンター(EWN)
・CRくるくるぱちんこGOGOピエロ(L-KX)
・CR交響詩篇エウレカセブン~真の約束の地~
・CR鉄拳R
・CR氷川きよし2(NH)
・CR海物語アクア(MLB)
・CR満開チューリップ(DS)
・CR楓魂(L)
・CRバイオハザード(BO)
・CRプロジェクトアームズ(FPL)
・CR地獄先生ぬ~べ~(FPL)
・CR一騎当千SS2(WLC)
独自の調べであり、なおかつ検定は都道府県ごとの裁量となっているので、同機種でも地区によって時期が若干前後することもあることは理解したうえで確認してほしい。実際、冒頭で述べた大物スロットたちは、11/28の新潟から12/23の福島・茨城まで1ヶ月近くのタイムラグがある。来年の3月までいけると公言しているホールもあるようだ。
それとは若干話が違うが、大阪などは来年3月まで設置できる(一部そう公言しているホールもある)といった噂までたっている。