パチスロ『ハーデス』の「撤去日お祭り」ホールは少ない!? あの「完全勝利」エピソードも語る……【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.05】
アニ:世界観かな。音楽とか絵面とか、アナザーに逸れている感じがいいよね。ジャッジメントとかゲーム性には最初、戸惑ったけど。
濱:お馴染みのセット数連チャンではなくてゲーム数上乗せですからね。ショールームで試打させていただいた時、アタシもかなり驚きました。
アニ:デジャヴフリーズにしても動きが“いびつ”で作りは「ちょっとアレ」だったりするんだけど、自分好みに寄ってきた気がしたよ。
濱:純粋にカッコいいですもんね。
アニ:そう。正統派のゴッドはファンキーで明るい系なんだけど、ハーデスはクラシカルでもの悲しくて影があるのがいいんだよ。
濱:それ、凄く分かります。『ハーデス』のサウンドは我々の好みにドンピシャですよね。
―ゲーム性についてはいかがでしょうか。
濱:当初、確定役の多さに驚きました。結局、これを引けないと勝てないんじゃないか…って思ったりして。
アニ:実際、そうなんだけどね。
濱:高設定以外は、そうなっちゃいますよね。
アニ:けど「ショボ犬」スタートでもチャンスはあって、ぼんやり消化していたら中段黄7で「300G」乗せることもあるし、上乗せが上乗せを呼ぶというか、シリーズの中で最もドラマチックな展開になりやすい。
濱:確かに、ループストックが隠れる凱旋と違って、後乗せがあるにせよ基本的には上乗せゲーム数がはっきりと表示されますし、ターニングポイントが明確にはなりますよね。
個人的にはデジャヴフリーズの27連チャンが忘れられません。「970G」くらい乗せたと記憶してますけど…壊れたかと思いましたよ(笑)。
アニ:あったね(笑)。新潟のホールで一緒に打った時だ。2人して運良く明らかな高設定台に座れたんだけど、濱ちゃんは最終の新幹線で帰ったんだよね。