パチスロ「2400枚撤廃」など「囁かれるウワサ」が繋がる? 業界の最優先事項「〇〇問題対策」
業界ニュースを発信する「遊技通信」は、パチンコ・パチスロ産業に関わる14団体共催による合同の賀詞交歓会が開催され、関係者ら約450名が参加したと報じた。
本会で、遊技業界の最重要課題は「依存症対策問題」とし、フォーラム開催の予定や現在までに3万5000人以上が講習を受けた「安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度」について言及したようだ。
この「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」とは、依存問題の適切な案内を遊技客にむけてできるホール従業員のことで、依存防止対策の専門家という位置づけとなる。
このような地道な取り組みを積み重ね、社会や監督官庁の信頼を勝ち得てきたからこそ、業界を苦しめる規制も緩めてもらえるというもの。この賀詞交歓会で挨拶した日工組の筒井理事長は、先に発表されたパチンコにおける「時短」などの解釈基準の改正に触れ、
「より幅広いゲーム性を持つ遊技機の製造が可能になった。ファンの皆さまにより訴求できるものとして、総力を挙げて市場供給に向けた取組みを進めている」
と発言した。
ここでいう“より幅広いゲーム性”が規定回数到達で発動する新解釈の時短機能を指しているが、噂によるとこの機能を「遊タイム」と呼称するとか。ただ、実際には各メーカーによって呼び方や名称は様々で、特に決まった言い方はないとも聞く。
そんな「遊タイム」に不穏な流れがあるようだ。
「SNSなどで警察の事情により遊タイムの延期や廃止の噂も流れました。しかし、これを多くの関係者が否定。管理遊技機もそうですが、情報を表に出さず、水面下でいろいろ動きがあるようです」(ホール関係者)
事の真相は明らかになっていないが、確かに本サイトを含む業界関連メディアでは、具体的な内容に繋がる続報が聞こえてこない。
同じ“噂”でいうと、密かにネット界隈を賑わしているのが「パチスロ2400枚規制撤廃」の巷説だ。奇しくも、当記事の本題である賀詞交歓会のなかでも、日電協の兼次理事長が今年の4月ごろに登場すると言われている「パチスロ6.1号機」について語っていたのである。