パチスロ「GOD降臨」を超える衝撃!? 忘れられない大勝利…「命懸けの激闘!?」を振り返る!!
その最大の要因は、私が“ゲン担ぎ”に固執しすぎたという一点に尽きるだろう。
勝負事とゲン担ぎは切っても切り離せないものだと思っている。それはスポーツ界などで、ゲン担ぎを重視する方が多いことからも明らかだ。名監督・野村克也氏が、勝つとラッキーカラーのパンツをはき替えなかったというエピソードは有名な話である。
私も、あらゆる勝負に応じたゲン担ぎを実行するタイプだ。パチンコ実戦時においては、「確変中はハンドルを離さない」ということを徹底している。これは確変中に席を外した際に、「連チャンが終了する」ことが多いと気づいたのがきっかけであった。
正直、オカルトと呼ばれる類の行為だが、不思議と実行してからは寂しい連チャンで終わることは減っていったのである。むしろ大連チャンを達成する機会が、圧倒的に増えた印象だ。
それからは絶対に確変中はハンドルを握ったまま席を離れなかった。この時(『CR大海物語』初打ちの日)もそうである。朝一から投資2本で確変をゲットと最高のスタートを切ることに成功。ガッツポーズをすると同時に、長時間の「座りっぱなしの遊技」を決意したのであった。
この日も、ゲン担ぎが抜群の効果を発揮したかのように感じる。「ハンドルを離さない」という私の決意に応えるかのごとく次々に確変絵柄が揃う。時短に入っても、すぐさま確変を引き戻すなど最高の展開をプレゼントしてくれたのだ。
玉が増えるだけの作業は、何事にも代え難い至福を与えてくれる。1分でも長く、この快感を味わっていたいと思っていたのだが…。
用意していたドリンクが切れてしまったことにより事態は一変する。
ハンドルを離して買いに行くことはできない。一緒に来た友人に頼もうにも、席は遠く離れている。「そうだメールをすればいい!」と思いポケットを探るも、携帯の存在は確認できず…。まさかの車に置いてくるというミスを犯していたのだった。
コーヒーレディーを呼ぼうかと思ったが、呼び出しボタンは無し。さらに地元でも屈指の巨大ホールは、新台入替で超満員。コーヒーレディーが、次に私の前に現れるのはいつになるか分からない。絶対的なピンチである。