パチスロ「GOD降臨」を超える衝撃!? 忘れられない大勝利…「命懸けの激闘!?」を振り返る!!
台は確変を与え続けてくれたが、とても喜べる状態ではなかった。
強い乾き・めまい・吐き気が襲う…。そのうち、体を起こしているのもキツくなってくる。それでも遊技を続けていると、目を開けていることさえ厳しくなってきてしまった。
「もうダメだ……」
限界を感じた。確変中だったにも関わらず、自販機へと向かわざるを得なかったのである。
水分を補給し生気を取り戻した私を待っていたのは「連チャン終了」のお知らせだった。「やはり終わってしまったか」思わず呟いてしまった。ルールを破ったことに、後悔の気持ちが生まれてくる。
しかしながら、あのまま続けていたら「パチンコに夢中になって病院に運ばれた」という恥ずかしい事件を起こしていたかもしれない。選択した行動は正解だったと言い聞かせた。結果は「プラス2万発」という完璧な勝利。その事実だけを、受け止めることにしたのである。
勝負事に“ゲン担ぎ”は必要だと思う。しかし、当然ながら「身の危険を感じてまで」実行するものではない。この日を境に強く、そう考えるようになったのであった。
(文=ロベルト竜馬)