パチスロ「サミーの4号機」に意外な名作!?「伝説のロックバンド」との強力タッグも実現!!
オーストラリアでシドニーオリンピックが開催された2000年、ひとつのマシンがパチスロファンに衝撃を与えた。
そのマシンとは、サミーの4号機『玉緒でポン』。タイトルから分かる通り、女優「中村玉緒」を全面的に押し出したタイアップ機である。
前年の1999年、既にIGTより世界的ロックスター「エルビス・プレスリー」の名を冠した史上初の有名人タイアップ機『エルビス』が登場したものの、この玉緒でポンは、当時では最先端の液晶搭載機。
パチンコ・パチスロ好きでも知られる中村玉緒が各国でのゲームに挑戦するコミカルな演出は、パチスロにおけるゲーム性の幅を大きく広げた。
いわば、サミーは有名人をフィーチャーした液晶演出のパイオニア。そんなサミーは2004年にもグループ企業ロデオが製作した『梅松ダイナマイトウェーブ』で一大センセーションを巻き起こした。
日本映画界のスター、「梅宮辰夫」と「松方弘樹」がダブル主演を務める当機は釣り、ダンスなど様々な液晶演出を用意。ビッグ最大711枚という大量獲得ストック機ならではの出玉感に加えてボーナス中のBGMもインパクト抜群であり、何故かアイドル「小倉優子」がプロモーションに協力したことでも話題を集めた。
5号機時代初頭、2007年にはサミーが伝説的プロレスラーをモチーフに据えた『力道山』を発売。ボーナス後に移行するCZ中に「負けリプレイ」成立or30G消化前に「勝ちリプレイ」を引ければ、ほぼ次回ボーナスまで継続するRTへ突入する…といったゲーム性だ。
同年にはロデオが人気お笑いコンビを起用した『くりぃむしちゅー』をリリース。こちらは最大448枚獲得できるスーパービッグ搭載機で、通常時はボーナス重複期待度の高い特殊リプ成立で10G継続のプチRT「緊急事態」に突入し、打ち手を最大限に盛り上げてくれる。
また、同年に銀座が作り出した『ビジトジ』はアンタッチャブル、おぎやはぎ、北陽、ドランクドラゴン、東京03などといった人力舎所属のお笑い芸人たちによるユニットとのコラボマシン。
全小役と重複の可能性がある3種類のボーナスで出玉を増やす仕様で、同事務所の若手お笑いライブと同名の「バカ爆走」に突入した場合はボーナス当選に大きな期待が持てる。
翌2008年には、銀座が日本音楽シーンに多大な影響を与えたパンクロックバンドとタッグを組んだ『パチスロ ザ・ブルーハーツ』を発売。
ボーナスと継続率管理型の押し順ナビART「ブルーハーツタイム」で出玉を増やすマシンで、ビッグ中やART中は「TRAIN-TRAIN」「情熱の薔薇」「リンダリンダ」「青空」などといった名曲を聴くことができる。
ちなみに、当機のキャッチコピーは「パチスロの常識をぶち破れ。」。解散後も高い人気を誇るバンドがパチスロで復活するとのことで大々的にプロモーションが行われ、協賛したライブイベントでは会場に実機が並べられた。